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 ザ・フィースト/FEAST 
[MONSTER PANIC]
2005:アメリカ作品/2008.03日本公開(アートポート)
監督:ジョン・ギャラガー     製作総指揮:マット・デイモンベン・アフレック
CAST-1:バルサザール・ゲティジョシュ・ザッカーマンヘンリー・ロリンズエリック・デイン
     ナヴィ・ラワットジュダ・フリードランドジェイソン・ミューズジェニー・ウェイド
     クリスタ・アレンタイラー・パトリック・ジョーンズクルー・ギャラガー
     デュエイン・ウィテカーアイリーン・ライアンシャンタエ・デヴィース
     ダイアン・ゴールドナーアンソニー・’トレーチ’・クリス
CAST-2:マイク・J・レーガンゲイリー・J・タニクリフ
CAST-3:ソマ・ハーランド/他
何でもありのスプラッター、どうせ死んじゃうんだから…まともに名前さえない出演者(通称のみ)、一番最初に映画上の通称 “ヒーロー”が死んじゃう!何とかなりそうな奴から次々と…、エロ全開だわ、グロいのに笑うシーン連発、結局、怪物は何者だった?

STORYは…
■テキサス州、道路で何かを轢いた?変な小動物?走りだす車、突然制御不能…杭に激突、炎上 ■荒野のバーに向かう車、遥か遠くの炎…気付かず入店する男(マヌケ)と先着の弟(ホットホイール)、カモられ男(ジェイソン)、荒れる黒人(ヴェット)、娼婦(タフィ)と息子(コディ)、旅行者(コーチ)、女性酔客、老女…いつもの面々、バーテン、ビール屋の男、ウェイトレス(ハニーパイ) ■店主(ボス)入店、タフィを連れて2階の自室、息子にヘッドフォーン、早速バックでピストン運動 ■1F…突然ショットガン片手の血まみれ男(ヒーロー)が入店、「死にたくなきゃ…俺の言うとおりにしろ!」…奴等が来る!置かれる正体不明の怪物の頭!何?一方的な指示、窓際に立った瞬間…窓外から何かが!一瞬で首なしとなるヒーロー、全身に血を浴びるハニーパイ、怪物のゲロを吐きかけられるビール屋…ネバネバ&ウジムシ&痛い…洗う、今度は血まみれ女(ヒロイン)登場!変わり果てた夫の姿に呆然、外から野獣の叫び声、店の封鎖を指示、窓から小さな怪物が侵入、警察に電話を!怪物へ銃乱射!吹き飛ぶ電話、2Fのボスの足に被弾、SEX中断、1Fへ、子供を隠すタフィ、1Fでは…鋭い爪で足を切られる女性酔客…次々殺される客、鹿の首の剥製…腰をヘコヘコやってる怪物、着弾、保冷ケースに落下…閉じ込めに成功、中で暴れる怪物、ケースへ発砲も…なかなか死なず、子供でコノ状況!犠牲者の遺体を地下へ、2Fに息子が!慌てて2Fへ、隠れた場所にいない!別の場所から現れるコディ、安堵も束の間、部屋に現れる怪物!


映画のチラシを収集…一枚ずつ確認してたら「ザ・フィースト」のタイトル、「喰うか喰われるか!時間無制限一本勝負」の宣伝文、背景にはモンスターの姿、モンスター・パニックか…チョット引っ掛りあり、が…裏側を見てビックリ!製作が「マット・デイモン」&「ベン・アフレック」、そして「ウェス・クレイヴン」だと!何が起きてる?出演者に超有名ドコロはいないものの…製作側が凄い!当然マット・デイモンとベン・アフレックは有名俳優…彼等が設立したライブ・プラネット社がプロデュースするショー番組「プロジェクト・グリーンライト」…一般公募の脚本を映画化するドキュメンタリーTV番組、そこから飛び出した「超ド級(超B級)モンスター・パニック映画」だと…、しかも「ウェス・クレイブン」が絡んでる、ウェス・クレイブンと言えば…「スクリーム」シリーズの監督じゃないですか!超B級の期待!チケットショップへ急行です
私的には…ともかく「笑えるモンスター・パニック映画」、エロ・グロ何でもありのスプラッター、どうせ死んじゃうんだから…まともに名前さえなし、個体判別用の便宜上の通称で呼ばれる出演者、オープニングでその出演者の紹介がされる…通称と“今後の行方の予想付き”、予想を裏切る展開…一番最初に映画上の通称 “ヒーロー”が死んじゃう!ことからお笑いだ!何とかなりそうな奴から次々と殺されるは、エロ全開だわ、グロいのに笑うシーン連発、結局、怪物は何者だったかも不明のまま!(おそらく今までに作られたモンスター達の妄執の塊か!?)ケッコウ面白い!けど…見終わったら何も残らないのが更に凄い!見てる間、シッカリと楽しければ、それでOKっていう感じ本気で「モンスター・パニック映画」だと思って見に行った人は、怒り出す内容かも知れないが…、考えて見れば…都内で小規模2館のみの上映、しかも片方はレイト・ショー、私の見に行った映画館も分かりづらい場所にあり、まあ見に来る人は…多分分かって来ているんだろうな…と思うなんか「続編」というか「第2段」を匂わせるコメントあり、「スクリーム」みたいにトーン・ダウンしないことを祈りつつ…次が来たら、また笑いに行くでしょう…多分
※2008年に上映された段階では原題「FEAST」に対して日本題「ザ・フィースト」でしたが、2009年公開の続編が「フィースト2」「フィースト3」だったため、「フ」で始まることとして整理させていただきました(2009.07)
ちなみに公開8日目の第2回(13:00〜)、75席の映画館に約20人の入りでした(シアターN渋谷)
2000-2009format



 フィースト2/怪物復活/FEAST U/SLOPPY SECONDS 
[MONSTER PANIC]
2008:アメリカ作品/2009.06日本公開(トルネード・フィルム)
監督:ジョン・ギャラガー
CAST-1:ジェニー・ウェイドクルー・ギャラガーダイアン・ゴールドナー
     カール・アンソニー・ペイン2世ハンナ・パットナムトム・ギャラガー
     マーティン・クレバファン・ロンゴリア・ガルシアウィリアム・プラエル
     キャシー・シェア・ワトソンケイティ・サプリ・カッライスチェルシー・リチャーズ
     メリッサ・リード
CAST-2:マイク・J・レーガンヴァンス・ハートウェルティム・ジャーヴィスジェフ・L・ディスト
CAST-3:ジュダ・フリードランダー/他

STORYは…
■テキサスの荒野、謎の怪物と人間の壮絶な死闘が繰り広げられたハイウェイ沿いのバー、脱出成功者達は既に安全な場所へ、あたりは嘘のように静まり返っていた ■ハーレーに乗って現れた“バイカー・クイーン”は、血まみれの修羅場を見て愕然、野良犬が咥えている手首を凝視、犬に発砲、取り上げられた手首…双子の姉“ハーレー・ママ”のもの、激怒、「一体誰がこんなことを!」、そのとき車の下から助けを求める声、引き摺り出された“バーテン”、昨夜の信じられない出来事を語る、怪物に足を切断され…失神した“ハーレー・ママ”、“マヌケ”達によって怪物を倒す人間爆弾にされ…爆死!それを聞いた“バイカー・クイーン”…怪物の話は半信半疑ながら、姉を犠牲にして生き延びた“マヌケ”に復讐すべく、“バーテン”と仲間の女バイカーを連れ…脱出者達の後を追って街へ ■ゴーストタウンと化していた街、死体だらけ ■昨夜の怪物の襲撃、どうにか生き延びていたミゼット・プロレスラー界のヒーローにして、街で鍵屋を営む“サンダー”と“ライトニング”の兄弟&その祖母、“マヌケ”の伯父で…酔っ払って留置場に入れられている“ヤドナシ”、中古車販売店を経営している“スラッシャー”そのセクシーな妻“シークレット”敏腕販売員にして“シークレット”の浮気相手“グレッグ・スワンク”といった数名 ■死体だらけの状況下でも復讐相手“マヌケ”を探す“バイカー・クイーン”、トランザムがない=“マヌケ”はいないとする“バーテン”、構わずアパートに侵入、隠れていた隣人と銃撃戦、射殺、もう一人隠れていた女…命乞い!昨夜のバーでの死闘の最中…自分だけトラックで逃げてしまった身勝手な女“ハニーパイ”、裏切り者!突っかかる“バーテン”、“ハニーパイ”は置き去りにして外へ、増殖した怪物の襲撃、隠れていた“スラッシャー”達が合流、隠れ場所を探して右往左往、ようやく怪物の存在を信じた“バイカー・クイーン”、復讐よりも今はサバイバルが先決! ■“スラッシャー”の携帯に“サンダー”からの連絡…板金工場にいる…ひとまず安全、集結、入口にはサンダー兄弟が倒した怪物の死体、天幕の中…静かにしていれば襲ってこない、警察へ連絡済み…15時間後には救助が来る!(その後街中しか繋がらなくなった電話)、より安全な場所はないか?“ヤドナシ”が篭城する留置場!侵入のために必要な鍵、サンダー兄弟の出番、望遠鏡で鍵の種類を確認、工場へ向かう2人、鍵を作製 ■敵から身を守るためには敵を知らなければならない…怪物の死体解剖を始める“グレッグ”、ガスは出るは、汚物が噴出すは…全身汚物まみれの“祖母”が別場所に避難、撒き散る小便、ヒンシュクものの“グレッグ”、死体の中に隠れたギョロ目の生物…悲鳴!慌てて退治、怪物達の襲撃、必死の防戦 ■飛んで返ってくる“サンダー兄弟”、汚物で皮膚が溶け始めた祖母の悲惨な姿、ともかく…屋上へ避難、祖母の仇…置き去りにされる“グレッグ”、板金工場の小さな屋上に立て篭もる面々!


映画情報誌を見ていたら…あの「ザ・フィースト」の続編「フィースト2」「フィースト3」のタイトル発見!あのハチャメチャな超B級モンスター・パニック映画が帰ってくる!前作感想でも宣言したとおり…“続編できたら、また笑いに行くでしょう”を実行です
前作に引続き、監督はジョン・ギャラガー、脚本も前作と同じ、製作は「マット・デイモン」&「ベン・アフレック」、「ウェス・クレイヴン」です
今回もエロ・エロ・グロ・グロ・何でもありのスプラッター、幼児だろうが、老人だろうが、動物だろうが虐殺の対象!飛び散りまくる血飛沫、引き摺りまくる内臓、噴出する体液&ガス、ゲロゲロゲロ、小便撒き散らし、チンチン丸出し、無意味に下着姿&オッパイ並べて、SEX…、見る人によっては拒絶反応起しているじゃないだろうかと心配するのだが…好き好んで21:20始まりのレイト・ショーなんか見に行かないだろうな、しかも都内の小規模2館のみの上映だし、余計な心配か!
相変わらず、どうせ死んじゃうから?まともな名前なし、個体判別用の便宜上の通称で呼ばれる出演者、前回のようなオフザケ紹介がなかったのはチョット残念、楽しみにしてたのに…まあいいか、それからモンスターがチャチッぽくなっちゃったのチョット残念!
全体として、前作ほどのインパクトはないが、「3」ありの「2」ではこんなもか?というところで再度「3」に期待したいと思います
見たい人は上映期間が短いので注意!来週には「フィースト3」になってしまいます、私は来週も見にいきます(前売券購入済み)
余談ですが…第1作は原題「FEAST」で、日本題は何故か「THE」が付いて…「ザ・フィースト」でして、今回は原題・日本題共に「フィースト2」「フィースト3」になってました、データ上、困ったことになっちゃうので、前作を「フ」始まりで整理することとしました
ちなみに公開初日、1回だけのレイトショー(21:20〜)、102席の映画館に24人の入りでした(渋谷)
2000-2009format



 フィースト3/最終決戦/FEAST V/THE HAPPY FINISH 
[MONSTER PANIC]
2008:アメリカ作品/2009.07日本公開(トルネード・フィルム)
監督:ジョン・ギャラガー
CAST-1:ジェニー・ウェイドクルー・ギャラガーダイアン・ゴールドナー
     カール・アンソニー・ペイン2世ハンナ・パットナムトム・ギャラガー
     ファン・ロンゴリア・ガルシアウィリアム・プラエルチェルシー・リチャーズ
     メリッサ・リード
CAST-2:ジョン・アレン・ネルソンジョシュ・ブルークレイグ・ヘニングセン
CAST-3:マイク・J・レーガンヴァンス・ハートウェルティム・ジャーヴィスジェフ・L・ディスト/他

STORYは…
■血の海から立ち上がったハニー・パイ、怪物の攻撃、首切断、食べられ…即排泄 ■板金工場屋上、怪物の襲撃、撃破、安全地帯?の留置場めがけて出発 ■留置場、生き残るは“ヤドナシ”…自分だけ助かろうとしてボコボコ、中古車販売店主“スラッシャー”とそのセクシーな妻“シークレット”、販売員にして“シークレット”の浮気相手“グレッグ・スワン”、“バイカー・クイーン”とその子分の女バイカー“刺青女”と“巨乳女”、何故かダイナマイトの爆発から逃れた“ライトニング”、そして“バーテン”の9人だった ■そこへジープに乗りマシンガンで武装した“カウボーイ”が颯爽と現れた、彼は生存者を率いて街から脱出させると豪語するも、“シークレット”の手にした銃の暴発で絶命してしまう ■次に生存者達は二手に別れ車の確保へ向かう、逃げる“ヤドナシ”、ネグラにしていた古いスクールバスへ逃走、追いかけるバイカー達…占拠 ■一方のスラッシャー達、怪物の襲撃、ケツ穴○ァックされるスラッシャー、即御解任、腹から飛び出るハイブリッド怪物(スラッシャー仕様)、逃走 ■発進したスクールバスでの脱出を試みる、終結する面々、これもエンジンの不調で失敗し、怪物に取り囲まれてしまう、そのとき1人の“預言者”が現れる、“預言者”が怪物の前に立ちはだかると、怪物達は逃げ出していった生存者達はついに救世主が現れたと安堵するが、怪物が逃げ出した原因は“預言者”が耳に装着していた補聴器の金属音(ハウリング音)だったが…本人は本人の力と誤解 ■“預言者”は下水道を利用…生存者達を地下の安全地帯へと導いた、だがそこには怪物と同じくらい凶暴な地底人が棲んでいた、生存者達には“ジャン・クロード・セガール”という助っ人も現れ、過酷なサバイバルは続く、果たして最後まで生き残るのは誰か?


「1」は「B級ホラー映画」、「エログロ・スプラッター」だった「2」、「3」にはその上をいくものを期待していたのですが…こんなもんか?なんと言いましょうか、「3」は大きくトーンダウン!多分「セルフ・パロディを含むコメディ映画」なのだろう、製作サイドとしてはストーリーの脈絡など関係なしに…どこまで無茶苦茶できるかをやらかしてみたような映画で…結果として大ハズシ!笑いに行ったのに笑えない!実は「2」「3」のパンフが一緒なものである程度の展開は分かっていたのですが…それを下回っちゃったものでガッカリでした、映画ラストで「4」を匂わす歌が歌われるが、多分ないでしょう、もしあったとしても見に行きませんので…
ちなみに公開10日目、1回だけのレイトショー(21:20〜)、102席の映画館に10人の入りでした(シアターN渋谷)
2000-2009format