山河のラオス〜ボーロベン高原
 
Bolaven Plateau
 
 
ボーロベン高原
 

 
パクソン
 


 

 

私が作りました
パクセーの東に連なるなだらかな山々は、適度な標高と熱帯モンスーン気候の絶妙なバランスに恵まれて、ラオスきってのコーヒーやお茶の産地となっています。お茶の栽培農家を訪ねてみました。おじいさんはこの道ン十年の有名人。曰く「この標高が大事なんだ。上に行っても下に行っても良い味は出せなくなる」とのこと。
     

 
サラワン
 


   
ゲ族の村
この辺りは自給自足が基本。近くの山の斜面に焼畑を作っては米や野菜を栽培し、高床式の家の床下では鶏や豚を飼って暮らしています。村人の職業は強いて言えば農業になるのでしょうか。ところで、家の周りを駆け回る仔豚の可愛いことといったらたまりません。でも食べられちゃうんだよね。
   

 
タットロー
 


       
 
タットローリゾート
渓谷に架かる木の橋を渡ると、そこはもうリゾートエリア。ガスや水道はもちろん、電気すら来ていない別世界の始まりです。文明から隔絶するとも言えますが。
 
滝遠景
ホテルまでの道すがら、名物の滝がちらちらと姿を覗かせます。このあたりはまだ音も遠くに響いていて、風情を感じる余裕がありましたっけ。
 
コテージ
泊まったのは滝の目の前のコテージ。一番良い部屋じゃん!と思ったのも束の間、水音が尋常じゃなくうるさい。自家発電も動かなくなって真っ暗闇。かなりへこみましたね。
 

   
タットローの滝
この滝がボーロベン高原ほとんど唯一の見どころといえるでしょう。大きさはさほどでもありませんが、雨季のため水量が多く、なかなかの迫力でした。岸辺の岩を伝って滝のすぐそばまで行けるので、美しい形が思う存分堪能できます。でも足元が滑りやすいので気をつけて。
   

       
 
ロッキングチェアー
コテージのバルコニーには籐で出来たロッキングチェアーが。いいねえ、リゾートはこうでなくちゃ。と思えるのはたぶん乾季に訪れたお客さんだと思います。
 
ハクビシン
食事は別棟の食堂で。そこに思わぬ珍客が現れました。野生のハクビシンです。それだけこのリゾートが自然そのままだというわけですね。エコ派にはたまらないだろうな。
 
リゾートの朝食
この日は残念ながら雨でしたが、晴れていればオープンデッキで滝を眺めながらの食事が楽しめます。そこで結論。このリゾートには乾季(しかも暑い時期)に来ましょう。
 


   

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