Cyber Japanesque 落語 "3分でわかる初めての、そしてビジネスに役立つ落語"
ビジネスのプレゼンテーションにも参考となる落語。そして笑いで癒される落語。そんな世界を覗いてみませんか?
●STEP1: 落語の良さは!?
・人生が笑いで豊かになる
・ビジネスのプレゼンテーションでも重要な事柄が身をもってわかる
・心を掴む語り口。 例えば、最初の”マクラ”は、観客との信頼作りの意味合いもありますが、雑談力
の向上やネタにも。
・お客を見る視線。そして”間”。
・ちょっとした粋な仕草
・客観的な視点。 落語家はいつも登場人物を超越して、客観的な視点で語る。聞き手は笑いながらも、自分を客観的に見る。ビジネスの打ち合わせで参考になる。
○英語落語:
・意外に英語落語は、良いものです。英語で、小話や落語を聴いたり、憶えたりするのも良いもの。
特に、立川志の春さんの英語落語は、シンプルな言葉でこれほど面白く言えるかと感動しました。
ビジネスパーソンにも、ちょっと触れてみることをお勧めします。
●STEP2: まず”どんな落語が気に入るか?”を確認するために
○落語の分類
1)滑稽噺
2)人情噺
3)怪談噺 他
○”寄席(よせ)”と”独演会”
・フラッと仕事帰りに見に行けるのは寄席。場所が決まっているし、当日すぐに入れるし、途中からも入れるので、ちょっとした気分転換には良いです。15分くらいでどんどん演者が変わります。トリが上手いと気持ちよく帰れます(笑)。
・この噺家が良さそうだと決まれば、”独演会”や2、3人でやる会に行くと、たっぷりと堪能できる。
●STEP3: どこへ見に行こう?
○寄席:
やはりライブは面白い時は、存在から空気感まで面白い。
・新宿 末廣亭: タイガー&ドラゴンでも登場。
・上野 鈴本演芸場: 落語を見ながら飲食可能。麦酒と一緒に(笑)。
・浅草 演芸ホール: 舞台と客席の間合いも、なかなか良い。
○CD:
・CDは1982年からのメディアなので、落語も充実している。私は立川志の輔のCDで”しじみ売り”を聴いて、ノックアウトされた。声だけでも、すぅーと情景と余韻が広がる。
○YouTubeで落語:
・落語協会の定期アップから、各種噺家の名作まで。音だけの時もあり。
○TV:
・2005年に放映していた”タイガー&ドラゴン”。宮藤官九郎の脚本で、落語家の生活と演目が、上手くコミカルに迫力をもって描かれている。今もDVDやYouTubeで見られる。
●注意点:
・噺家(はなしか)の多さ: 歌舞伎の主要な役者に比べ、噺家は人数が多いので、寄席で同じ噺家に会う機会は少なく、好きな噺家を絞りずらいかも。
・落ち(サゲ):噺の最後の落ちが、古典のものだと理解できない時もある。めげないように。
以上 とにかく笑いながらビジネスプレゼンにも役立つ落語。身近な”和”の大衆芸術を楽しみましょう!