白樺八青(しらかば・やお)オフィシャルウェブサイト〜風の通る部屋〜 

守山いまむかし「うた芝居〜花・夢・街道」

1999年6月11日(金)・12日(土)
守山文化小劇場
役名:いろいろ
演出:菱田一雄
うた芝居〜花・夢・街道
'99年、6月上演
(名古屋市守山文化小劇場・開館記念公演)
今だから言います。
今までで一番大変だった舞台です。
思い出しても「何が大変だったのか」すら思い出せないのですが、とにかく3回「キャストから降りる!」と言って、演出家や制作の方々を困らせてしまいました。
本番直前には足の筋を切って足を引きずりながらの記念公演となりました。
でも、演出の菱田さんの力なのでしょうか、なぜかゲネプロ(本番前のリハーサル)では涙がこみ上げてきたのです。
うた芝居〜花・夢・街道
ひとりミュージカル「SHADOWS」

1997年2月20日(日)
ひまわりホール
役名:ドーネス(16〜??歳)
作・演出:麻創けい子
SHADOWS
'97年2月上演
(ひまわりホール)
芸能生活15周年を記念し、人形劇団「パン」(影絵操作)そして、私が組んでいたユニット「歌時香」(生演奏)の力を借りて、劇作・演出家の麻創けい子さんに書き下ろし、演出をしていただいた非常にぜいたくな作品。
ひとりミュージカルなので、1時間30分基本的にはひとりでしゃべり歌う。
小さくって美しいミュージカルです。
いつかまたやってみたい!!そんな作品です。
SHADOWS(しらかば・やお)
   SHADOWS(しらかば・やお)
     SHADOWS(しらかば・やお)
        SHADOWS(しらかば・やお)
ミュージカル「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」

役名:マリア 演出:増田邦彦
1989年12月〜1990年2月
名古屋市芸術創造センター
ザ・サウンド・オブ・ミュージック
名古屋市文化振興事業団公演及び名古屋市政100周年記念行事
ふたりの子供を出産、子育ての間、なぜか自分を勇気づけていたのが「いつの日か舞台で歌い演じている自分」の姿。
そんな中、この作品のオーディションの通知を受け取りました。
一瞬の迷いの後、オーディションを受けなければ後悔する、と思い無欲で挑戦、合格。
ただ舞台に立てるだけで幸せだったあのころ。
おかげさまで、今だに「はまり役」と言っていただく(多分一生通じても出会えない)役となりました。
その後、出会う演出家やスタッフの誰もが、そして自分自身も「マリア」を意識し、「マリアのイメージを払拭させよう」とか「マリアのイメージを崩してはいけない」とか、様々な場面でひとつの基準にされてきました。
ザ・サウンド・オブ・ミュージック(しらかば・やお)
ザ・サウンド・オブ・ミュージック(しらかば・やお)
ザ・サウンド・オブ・ミュージック(しらかば・やお)
ザ・サウンド・オブ・ミュージック(しらかば・やお)
ミュージカル「ある馬の物語」

1985年9月27日
名古屋市中小企業センターホール
役名:ビャゾプーリハ(雌馬)
演出:ふじたあさや
ある馬の物語
トルストイの名作をミュージカル化した舞台。
馬の役ということで、馬の仕草や行動パターンを知るために、
乗馬クラブや厩舎へ足を運びました。
キャッツの向こうを張った馬のミュージカルと、
その方面では話題になりました。
ある馬の物語(しらかば・やお)
ある馬の物語(しらかば・やお)
「翔びたてば鳥(トゥイガー)」

1984年2月上演
名演会館
役名:敏子
作・演出:ふじたあさや
翔びたてば鳥(トゥイガー)
これはミュージカルではありません。
…もう記憶の彼方に消えたはずのこの舞台。
(ふじたあさや先生ごめんなさい!!)
なのに、スタッフや共演者からは今だにこの舞台の話題が持ち上がります。
私の出番はほんの少しなのに…。
「闇の中できらっと目が光る、そんなシーンを」と言われ、その言葉に動かされてやらせていただくことに。
しかし、戦地へ旅立つ主人公を見送る敏子が死にゆく恋人を前に「どうすればいいの?私、どうすればいいの?」
と言いながらブラウスを脱ぐシーンで、思い切りよく演じたことがずいぶん語りぐさになっていたことをかなり後に知ったのでした。
翔びたてば鳥(トゥイガー)
「三文オペラ」

1985年2月9日〜17日
名古屋市芸術創造センター
役名:大道芸人&ヴィクセン(娼婦)
演出:鈴木完一郎
三文オペラ
「青年座」の作品で彼の存在は知ってはいましたが、鈴木完一郎という演出家をこの時初めて間近に感じ、すごいエネルギーの人がいるもんだ!と感動しました。
それまで経験したお芝居とは違う、猥雑であやしい、でも私にとっては楽しい舞台となりました。
冒頭の「マック・ザ・ナイフ」を歌わせていただいたこともラッキーでした。
名古屋市文化振興事業団の記念すべき第一回公演。
あのころは、主役も「ガヤ」も今より「みんなで作る」意識がすごくあって、…なんか熱い日々だったような気がします。
三文オペラ
ミュージカルプレイ「ザ・ファンタスティックス」

1982年3月
名演会館
役名:ルイザ(16歳)
演出:中村哮夫
ザ・ファンタスティックス
忘れられないデビュー作品。
その後、何度か再演。
「名古屋発の本格的ミュージカル」、と鳴り物入りで上演した当時の名古屋が今は懐かしい!
150人の「ルイザ」候補から奇跡的に選んでいただきました。
ダブルキャストのもうひとりは、現在も活躍中の童謡歌手、川口ゆかりさん。
当時はこわいもの知らずと言いましょうか、今思えばかなりむずかしいナンバーばかりを歌っていたのです。
デビュー作品で、「飛ぶ」ことを必要とされる役に出会えたことは、幸せなことだったと思います。
ザ・ファンタスティックス(しらかば・やお)
ザ・ファンタスティックス