白樺八青（しらかば・やお）オフィシャルウェブサイト〜風の通る部屋〜　

川井さんとは細く長いおつき合いです。
いつか「真夜中に大人が開く絵本を作ろう」なんて話したことがありました。
今度、それが少しだけ形になりました。
川井さんの絵画に私が言葉をつけ、ギャラリーの片隅に、そんな私たちの共同作品が飾られました。

一つの出会いから、また一つのご縁をいただき、今回のステージへとつながりました。
障害者用のエレベーターがついた新城市体育館にたくさんの人たちが集まりました。
そのファイナルステージに、私のライブが企画されました。
暖かい拍手が心にしみました。
このライブがきっかけとなり、あらたに「夢興師」第三期を記念するテーマソングを提供するお話しにつながりました。

手拍子、足拍子、なつかしい歌の数々、しんみりした歌もみんな聴きいってくれました。
絵本ライブは初の試み、「モーっていったのだあれ？」「はらぺこあおむし」
どちらもそれぞれ子どもたちがくいいるように、時には大きな声で答えながら、からだじゅうで参加してくれました。
一回きりなんて、もったいなーい！どこかでまたやりたいなー。

「平和」「原爆」…核戦争…いろいろなことを考え、５０年以上前の出来事としてではなく、これからの私たちのテーマとして、心に刻まれた一日でした。

お客様の数も、２公演ともちょうどいい具合に満席になり、自分に課した宿題もなんとかクリア。
私らしいライブになったと思います。
昼の部では、突然飛び出したリクエストアンコールに、客席に身を潜めていたソプラノ歌手・美口啓子さんを引っ張り出し、彼女の美声とともに最後を締めくくるといううれしいアクシデントつきでした。
今回のライブは特に、スタッフや共演者の力が、とてもいい具合に働いて、関わったみんなが楽しめたライブになりました。
あとの打ち上げのビールがひときわ美味しかったのもそのせい？
ギターの望月君＆パーカッションの敬子ちゃん、身を粉にして働いてくれたスタッフの方々、すばらしい演奏、ありがとう！！

おかげさまで立ち見、満席の中で無事終えることが出来ました。
作品・音楽・スタッフ・共演者等々恵まれた舞台でした。
平日の夜、年度末、市内の果ての守山、お彼岸？…、いろいろな事情でお越し頂けなかった方、本当に申し訳ありませんでした。
そして、そんな悪条件の中を見に来てくださった方々、本当に、本当に、ありがとうございました！！
観ていただいた方々からは実にさまざまなお声を頂戴し、これからの活動の糧になる大きな財産となりました。
そして今回やってみて、５年前のひとりミュージカル「シャドウズ」、１２年前の「サウンド・オブ・ミュージック」やはるか２０年前の「ファンタスティックス」なども、今の自分がやったら、もっともっと面白くできるかなあ、なんて思ったりしました。