白樺八青(しらかば・やお)オフィシャルウェブサイト〜風の通る部屋〜 

白樺八青コンサート2003「幻影の青い星」

2003年12月3日(水)19:00
名古屋市東文化小劇場
舞台写真:Pro PHOTO SARHA

第一部 "たったひとりのミュージカル「アンダースタディ」"
作:白樺八青 音楽:坂野嘉彦
出演:ある女=白樺八青・ピアノ演奏=木須康一
◇ものがたり◇
2003年12月24日の夜、100年の歴史にピリオドを打ち、閉鎖されたばかりの劇場、…そのステージで女がひとり歌い始める。
置き去りにされた劇場日誌をめくりながら、劇場の盛衰に思いを巡らせて…。
そして、女の人生には意外な結末が待っていた。
白樺自身が台本執筆、独自の音楽世界で注目される作曲家、坂野嘉彦が音楽を手がけた話題作!





       


第二部 "詩的音楽会「メタモルフォーゼ」"

作詞:白樺八青 / 編曲:木須康一
出演:歌・白樺八青/ヴァイオリン・後藤龍伸/ピアノ・木須康一
◇曲目◇
SOLEADO (Zacar) ソレアード
SUNFLOWER (H.Mancini) ひまわり
HYMNE A L'AMOUR (M.Monnot) 愛の賛歌
LES PARAPLUIES DE CHERBOURG (M.Legrand) シェルブールの雨傘
SUMMERTIME (G.Gershwin) サマータイム
ETERNALLY (C.Chaplin) エターナリー
HABANERA (G.Bizet) ハバネラ
THE WINDMILLS OF YOUR MIND (M.Legrand) 風のささやき
     
白樺八青がヨーロッパを中心としたスタンダード曲にあらたな詩をつけ、斬新で美しいアレンジで聴く者を魅了するステージ。


         

◇スタッフ◇
総合演出:檜垣 萱
音楽:坂野嘉彦(第一部)/木須康一(第二部)
舞台:稲垣清行
照明:稲垣清行
音響:田牧 浩
舞台美術:服部道和
大道具:村松さおり
舞台転換:豊場おお子
衣装:吉田恵子
ビーズアート:三輪ちづ子
宣伝美術:Sho
制作:佐野千秋(コスモアルテ)



総合演出の檜垣萱(ひがき・かや)氏

前説の語りも客席を和ませてくれました。
彼との二人三脚なくしては、このコンサート
(特に「アンダースタディ」)は実現し得なかったと思います。
ありがとうございました!
◇メールで寄せられたご感想の一部◇

○素敵なプレゼントを受け取りました。
自分の行きたい道を行く…
自分の居たい場所に居る…
もうすぐクりスマス…
浮かれてる足を止め、弾む心を静め…
ちょっと考えてみよう…
自分にとって一番大切なものって…?
舞台から次々投げかけられる八青さんの思いに自分の思いを重ねながら…「大丈夫!貴女は貴女らしく生きて行けるよ…」ってウインクされた様な気持ちになってしまって(^0^)帰宅の足取りが軽いこと…

○こんなに一杯幸せ頂いて…ありがとうございました。
又、いつか会える日を楽しみに…
風邪を召されません様に、ご自愛下さいませ。(M様)

○今日、八青さんのステージを観ましたよ。
とても久しぶり、というか、一人芝居は初めて観せていただきました。
伸びやかな歌声、しっかりとした足取り。素敵でした。
自分ではあちこち寄り道しているように思われるかもしれませんが、私からみれば、まっすぐに、まっすぐに、一筋に歩んでいらっしゃる様子。
すごいなあ、と思います。観ていて落ち着きます。
バイオリンも若いピアニストも素敵でした。
思い切って出かけてよかったと思います。
私の方は、あっちをかじりこっちをかじり、そう、今年は目指していた司法書士の試験に合格しました。
八青さんはこの道一筋のベテラン、私はかけだしの新人です。
若い人たちに混じって新しいステージで、また頑張りたいと思います。また、時間を作って出かけます。
さらに円熟し磨きをかけた八青さんに出会えることを楽しみに。
八青さん、今日は素敵な時間をありがとうございました。(A様)

○先日は心がほっとする舞台、どうもありがとうございました。
のどの調子はいかがでしょうか?
日常から離れて、自分ひとりで自分の生き方を見つめるいい機会をいただきました。
自分を振り返る作業なんて若い頃だけかと思ったら、いくつになっても続くんですね〜(笑)。一生自分見つめだわ。(M様)

○『アンダースタディー』とってもよかったです。
照明の美しさ、舞台装置のセンス、演出と役者、どれもとても効果的でスーッとあの世界に引き込まれていました。
まさにFukuちゃんの生きている世界、(あ、もちろんFuKuちゃんは「アンダースタディー」ではなく光のあたる舞台上での方で生きてるんだけど。)バックの黒幕の真ん中が少しだけあいて美しい光がのぞいただけでもう見ている私たち自身がアンダースタディーとして舞台袖にいてそこから光あふれる舞台を羨望やねたみ、憎悪を持ってみつめている…そんな気分を自分の実感としながら、ドキドキして観ていました。
でも最後のどんでん返し(もう肉体の無い存在だったなんて!)にはびっくりでした。なるほどね、そうだったのか!って感じ。
劇場日誌、という形もよかったな。
またみたいな!!というのが私の感想です。
つづいて第2部のほうですがう〜ん、はじめの2曲、キーが低いせい?発声の仕方?ときどき歌詞が聞き取りにくいところがあったような。
『ハバネラ』は音程的なことがちょっと残念だったかな、
歌詞がよかっただけに決まったらきっと素晴らしかったろうな〜、と思って。
でも、どの曲もよく知られているだけにオリジナルの歌詞、というのは新鮮でおおいに楽しませてもらいました。
毎回おもしろい企画、試みをするFuKuちゃんらしいいいコンサートだったと思います。
ピアノ、バイオリンもとってもステキだったし、ちょっと早いクリスマスプレゼントをもらった気分でしたよ。
非日常的な空間、時間に浸れて幸せでした。(S様)

○白樺八青さんのミュージカル・コンサート夜の部を観てきました。八青さん、大変お疲れさまでした。
昼・夜と2回公演では、さぞかしお疲れのことと思いますが、とても素晴しいプログラムでした。
冒頭、重原さんの声の出演もあり、サプライズな幕開けでしたね。
第1部は演劇少女白樺八青、第2部はマダム八青、といった感じで、衣装も舞台の構成もガラリと変わり楽しめました。
歌やお芝居はもちろん、ミュージカルの制作に作詞、と多才な八青さんに出会えました。
コンサートの中で、「ソレアード」という歌があったのですが、八青さんが歌う前に「街がクリスマスムードで賑わう時、うかれているだけでいいのか」と思って作ったという曲、平和を願う気持ちがとても強く出ていて、ウルウルときてしまいました。
感動的でしたよ。私も八青さんのメッセージに同感です。
また、八青さんの素敵な魅力に出会える機会を楽しみにしています。(Y様)

○白樺さん、お疲れさまでした!そして素敵な時間を有難うございました〜〜
日常をしばし忘れて、旅をしたような気分になれました。本当に楽しかったです!
一人芝居、圧巻でした〜〜
舞台を前後左右、そして上下に、歌って踊って演技する八青さんに圧倒され、見とれ、聞きほれてしまいました。
「主役の代役」であるアンダースタディー…という役柄。
普段は日の目を見ない人たちですが、主役になれる素晴らしい素質を持った人たちの苦悩が、浮き彫りされていました。とても、興味深く見る事ができました。
坂野さん作曲の素敵な歌の数々…これも楽しめました〜〜
そして、コンサート!ライトの映えるキラキラ輝くドレスを身にまとって登場された八青さんは、さながら女神ようでした!
ポピュラーな音楽に八青さんの詞…これがまた、妙にしっくり合っていて、本当はこういう詞だったのか…と思ってしまうほどでした〜
「ひまわり」「ハバネラ」「ソレアード」が、特に印象に残りました。
萱さんが、いたる所で気を遣われ、優しい笑顔で対応していらっしゃるのが、とてもいい感じでした。
そして、佐野さん、重原さん、ご疲れさまでした!
細かな所まで、気を遣われて、大変だったと思います。
でも、本当に素敵な時間が持てて、嬉しかったです。
有難うございました。(S様)

○平日のお昼。
普段だったら会社で働いてる時間。
一番感じたのは、日常から切り離された世界を楽しめた、ということ。
本当に舞台と、自分、一対一、というか。
舞台はピアノ、本当に素晴らしかったです。
やおさんの「女の一生」も素晴らしかったです。
最近、涙腺ゆるいんで何度も主人公に感情移入して泣けてきました。
私が死ぬときには何を残せるんだろうって思ったかな。
自分、精一杯生きてるかな?って思ったかな。
第2部は私の好きなスタンダードナンバーばかりで、やおさんの詞もよかったです。
つきつめれば私の音楽好きも、父の聞いていたスタンダードナンバーから始まったな、としみじみしました。
家に帰って、大昔のレコード、聞いてみようって。
普段忙しい時は思いもしないことを色々感じました。
素晴らしいプレゼントをどうもありがとう。
自分が感じたこと、大切に日常に生かしていきたいです。
やおさん、さのさん、スタッフの皆さん、大変大変お疲れさまでした。
また舞台、見たいので、よろしくお願いしま〜す。(M様)

○12月3日。こそっと一人で見に行きました。
すっごく感じたこと。
すっごくかっこよかったです。
歌詞は覚えられなかったのだけど、「自分で選んだ人生」って感じの曲ありましたよね。
あれを聞いて弱くって頼りない自分を考えてみました。
いつか八青さんに会えるようにがんばります。
八青さんも無理せずがんばってください。(K様)