ソロモン諸島 ガダルカナル島&ギゾ島 紀行

2005.4.27 〜 5.8

4/27 成田 → ブリスベン
4/28 ブリスベン → ガダルカナル島・ホニアラ
4/29 ガダルカナル島
4/30 ガダルカナル島 ダイビング1
5/1 ガダルカナル島 ダイビング2
5/2 ギゾ島
5/3 ギゾ島 ダイビング1
5/4 ギゾ島 ダイビング2
5/5 ギゾ島 ダイビング3
5/6 ギゾ島 → ガダルカナル島 → ブリスベン → ゴールドコースト
5/7 ゴールドコースト
5/8 ゴールドコースト → ブリスベン → 成田

9/5 ギゾ島から再会

プロローグ:
ガダルカナル島、、、太平洋戦争で日本軍と米軍が初めて陸上で激戦した島。
日本軍は米軍の爆撃で亡くなっただけでなく、米軍に食糧全て奪われて飢えて、マラリア感染と赤痢で2万人も亡くなったという、餓鬼の島と呼ばれた・・・。

俺は、ガキの時に、戦艦 大和や空母 赤城やゼロ戦など太平洋戦争で活躍したの船や飛行機のプラモデルを沢山作ったり、太平洋戦争の漫画や小説を読んだりしていたので、ガダルカナル島の闘いをよく知っていた。
俺がダイビングをはじめたのは、魚や珊瑚礁など海の自然に興味をもつ他に、太平洋戦争で沈んだ船や飛行機を中心としたレックも興味をもっていたからだ。
ということで、レックダイビングの目的でソロモン諸島のガダルカナル島へ旅することに決めたの。
カンボジア、オマーンの旅に一緒に行った友人Wもレックダイビングが趣味なので、一緒に行くことに。

ソロモン諸島は、ダイビング雑誌や旅行ガイド本にあまり載っていないようだ。ネットで探しても観光やレストランの情報がまったく出てこない。
日本人ダイバーには興味ないような国と思われるが、欧州など外人ダイバーには人気あるらしい。

出発の前夜、荷物詰めをいつもより時間かかった。
なぜなら、ソロモン諸島の国内便は、小型プロペラ機だそうで、 荷物16kgまでらしい。だから、荷物詰めに悩み、時間をかけてしまったの。
ダイビング器材やビデオハウジングが重いため普段30kg 近くになっているのに、今回は半分も荷物を軽くしないと いけない・・・。
結局、ダイビングの重器材を持っていかないで、現地でレンタルすることに。それでも、荷物は16kgを超えている・・・。
ダイビングショップにレンタルするといっても、設備がいいのか、完全なのか不明。そのショップ去年は、国の治安悪化で営業中止になっていて、今年再開したそうだ・・・。


4月27日(水) 晴

成田 → ブリスベン(オーストラリア)

21:35 成田 → 7:15 ブリスベン(オーストラリア) (8:40) 日本航空 JL761

今朝早く東京駅のコインロッカーにザックを入れてから会社へ。
4/28と5/6を年休とるから、その仕事分をランチ抜きで定時までずっとバタバタ。
18時になって職場にバイバイして、サッサと東京駅へ駆け寄って、ロッカーからザックをしょって18時半発の成田エクスプレスに乗った。
その車内で、一緒に旅するWと会う。

成田第2ターミナルに着いたら、客がガラ〜リといなくて静か・・・。
夜発の便が少ないからすいてるのか!?
俺達が乗る日本航空のカウンターへ行って、ソロモン諸島の首都ホニアラまで搭乗手続きを。
なんと、カウンターの係員は、ホニアラまででなく、途中の乗継地であるブリスベンまでチケットを発行し、預ける荷物にブリスベンまでのタグをつけてた。
俺達は「違う、荷物をHまでにしてください。」と言ったら、係員は「ホニアラはどの国?」と言ってた。そんなのありかよー。
あきれた気分でソロモン諸島と言ったら、係員はコンピュータに向かって、初めて経験するかのようにあれこれ調べながら入力してた。
普段より時間をかけて、やっと預ける荷物にホニアラまでのタグをつけてくれた。
しかし、係員が「ここではホニアラまでチケット発行できないので、ブリスベンでやってください」と言い・・・どうやら、ホニアラは日本にとってまだ馴染んでない所のようだ。

21:35発ブリスベン行きの搭乗ゲートへ行ったら、Wとお互いに「見たことがあるゲートだな」と言った。
「そうそう、思い出した。2年前一緒にパプアニューギニアへ行ったときもブリスベン行きの便だな。搭乗ゲートまで相変わらずかよ。」と。
「でも、一つ違うよ。前はマスクつけていたのに、今はないじゃん。」
2年前行ったときはSARS流行中のせいで、空港でマスクをつけていたのさ。
「今回の旅は病気に問題ないよな?」と、もう安心顔に。

日本航空の機内に乗って、日本ビール飲んで、夕食をとったら、、仕事疲れがドサーッと出たので、爆睡・・・。


JALの機内食 鶏肉のグリル&山菜御飯


4月28日(木) 晴

ブリスベン → ガダルカナル島・ホニアラ(ソロモン諸島)

日が明けて7:15にブリスベン空港に着陸。
晴れて日差しが眩しいのに肌涼しい。そっか、オーストラリアの季節は日本と逆で秋に近づいてるんだな。
乗継ぎカウンターでホニアラまで搭乗手続きを済ませて、10:00出発まで時間あるから空港内で免税店などショップでブラブラ。
本屋があってて、ソロモン諸島の旅行ガイドが売ってると思ったら、無い。
オーストラリアから直行便があるのに、旅行ガイドが売ってないとは・・・知られていない国なのか?

免税店の酒コーナーでブラブラしてるうちに珍しいもんハケーン。
”MADE IN AUSTRALIA”と書かれた日本酒! いや、豪酒!
オーストラリア訪問は2回目だが、オーストラリアで作った日本酒を見るのは初めてで驚いた!
「今夜飲もうか!」と決めて豪酒1本購入!
それから、オーストラリアビール6種類のメーカーばら売り6缶パックが売ってた。
「飲んだことないメーカーがあるぞー。飲みてぇー。」
「向こうの国はビールなど売ってるのかな?もし売ってなかったら困る!」
「一人6缶ビール買って毎晩飲むか!」
と、オーストラリアビール6缶パック2つ購入!
それから、美味そうなシャンペンが。
「これも買おう!」
とシャンペン1本購入!
手荷物はもう酒いっぱい。
「そういえば、外国に入国する前に酒沢山買って持っていくのは初めてだな」とWも俺も同感。

そして今頃気づいた・・・。
「あっ、ソロモン諸島は酒持ち込みが制限されてるんだっけ?」
「もし日本や他の国と同様に一人酒2リットルまでなら、もう超えてるよー。二人で6リットル分あるよー」
「税関でバレたらその場でビール2本一気飲みしてから入国するか!」

果たしてどうやるのやら。


オーストラリアの日本酒? 豪酒