ソロモン諸島 ガダルカナル島&ギゾ島 紀行

2005.4.27 〜 5.8

5月7日(土) 晴

ゴールドコースト

朝10時にタイガーモスというプロペラ機に乗ってゴールドコーストの飛行遊覧。
太平洋戦争時のプロペラがついた飛行機に乗るのに興味あるので、乗る前からワクワク。
タイガーモスは二人乗りで、前の席が俺、後ろの席がコクピットでパイロットが操縦。Wと一緒にタイガーモス2機で平行しながら飛ぶことに。
ただの飛行遊覧でなく、最後は宙返りなどアクロバットつき!
パイロットに、座席の座り方、アクロバット時や飛行トラブル時の対応など説明をしてもらうときに、「座席の横にある袋は、アクロバットでゲロを吐くときに使いなさい」と言われて、アクロバットはそれほどスリルが凄いのか、怖いのか、と青ざめてしまった。
皮ジャンを着てヘルメットをかぶってゴーグルをつけたとき、なんかパイロットになった気分だ。
小さいときから小さなプロペラ機に乗ってみたかったので、離陸からずっと興奮しっぱなしー。ゴールドコーストの長ーい海岸線を眺めて、もっと興奮ー。
いよいよ、アクロバットのタイム。パイロットが手のしぐさで「宙返りからはじめるよ。OK?」と合図がきたとたん、興奮から緊張に変わってしまった。親親指立てて「OK」と答えて、宙返り開始。上に向かって1回転すると、ジェットコースターと同じように顔からお腹までギューッと引き締まれていく。機体が直下するとパイロットがエンジンをとめる。急降下ーーー。俺の体が上へ飛ぶほど重力Gがすごい。また宙返り、逆さま飛行、急降下、とジクザクに繰り返しー。最初は気分悪くなると思ったが、ジェットコースター並みで面白くて興奮してしまった。アクロバットが終わると、「えーっ、もう終わりなの?もっと続けたいなー」と言いたくなってしまった。
飛行時間40分と短かったけど、チョー面白かった。またアクロバット飛行やってみたい!
プロペラ機のアクロバット飛行、日本にないのは残念だ。


タイガー・モス いざ、出陣



ゴールドコースト

アクロバット 宙返り

ゴールドコーストの一番先端であるキーラ・ビーチまでドライブ。キーラ・ビーチはサーファーのメッカあるが、サーファーがあまりいなかった。寒いから?波が弱いから?俺はサーフィンにちんぷんかんです・・・。
でも、キーラ・ビーチは、高層ホテルやコンドミニアムがなくて喧騒がなくてローカル的で落ち着くところだ。
ランチに、キーラ・ビーチ近くにある自家製のハンバーガーを食べた。マック、ロッテリアなどのファーストフッドと違うわ、美味いわ。
ホテルに戻って水着に着替えてから、サーファーパラダイスのビーチへ歩きながら出かけた。いい天気で暑くなってきたのに、海は冷たい!水温が21度!
先日まで水温30度の海に浸かっていたので、ゴールドコーストの海はとても冷たくてお手上げだ。泳ぐのをやめて日なたぼっこした。


サーファー・パラダイス

サーファー・パラダイス

16時すぎに、レンタカーで世界遺産「ナチュラル・ブリッジ」へ向かった。サーファー・パラダイズから60km離れていて、山奥にある。
俺が運転していて、山道は日本と違って道の幅が広いのでスピード出しても運転しやすかった。
17時半頃にナチュラル・ブリッジに着いたが、日がもう暮れて真っ暗になった。でも、ちょうどいい。何故なら、「ナチュラル・ブリッジ」は、オーストラリアとニュージーランド2国のみ生息する土ボタルを観賞するところなので、真っ暗な時間にピッタリなのさ。
ナチュラル・ブリッジは森の中であり土ボタルを見るための遊歩道が敷いていて、懐中電灯をつけながら歩いた。遊歩道の入口からまもなく、緑色の光が粒々と見えた。「これが土ボタルなのか。」と思って、近くまで見たら、土の中にホタルが棲んでいた。メインである滝と洞窟へ行ったら、洞窟の天井に緑色の光がいっぱい、いっぱい。まるでプラネタリウムだ。思わず見とれて、時間を長くかけながら天井を眺めた。
前からゴールドコーストはサーファー向けのイメージがして、サーファーじゃない俺にとって興味ない所だと思っていたが、タイガーモス飛行遊覧と土ボタル観賞で、ゴールドコーストの新たな楽しみを体験することができて満足した。
夕食は、ビッグなサーロインステーキを食べて、旅行の夜を締めくくった。


5月8日(日) 晴

ゴールドコースト → 日本
8:55 ブリスベン → 16:30 成田 (8:35) 日本航空 IE153

朝6時前にホテルを出て、俺が運転して無事にブリスベン空港に着いてレンタカーを返してから、日本へ帰国した。

おしまい。