ソロモン諸島 ガダルカナル島&ギゾ島 紀行

2005.4.27 〜 5.8

5月4日(水) 晴

ギゾ島 ダイビング 2日目

1本目は、ギゾ島名物スポットで、太平洋戦争に活躍した日本輸送船「東亜丸」のレックダイビング。
とてもワクワク〜。
ボートで10分ほどスポットに着いて、波がなく穏やかな海の中で、ガイドと一緒にエントリー。
水深10m潜行すると、斜めに倒れた船体が見えた。すげーっ、ガダルカナル島の宏川丸と九州丸より大きい!!損傷があまりなく、船の形がはっきり分かる!! 横倒した長いマストも、船室も、形がはっきり〜!!
ガイドがマストの下にある容器を取り出してきて、その中を見たら、注射器いっぱい、ガスマスク、フォーク、スプーン、、、そしてコンドーム沢山入ったビン詰め。
無線室に電話があり、厨房にお皿、コップ、ビンあり、、、何と言っても一升ビンの日本酒が一番印象に残った。一升ビンこそ、東亜丸は日本軍の船と証明できるのだから。
船首から貨物室への中に入って暗闇を味わったり、、、水深38mの船首まで行ってグランブルーの世界を味わったり、、、興奮しすぎてもう何も言うことはない・・・・。


東亜丸 横倒したマスト

東亜丸


東亜丸

東亜丸の厨房


日本酒一升ビン

酸素マスク

「東亜丸」の余韻で興奮がさめないうちに、無人島にあがってランチタイム。
中身は、魚のバーベキューと、ツナ&パイン入りのパン。焼き魚は、テングハギとか白身魚で上品な味で美味しい。
ランチの後に、シュノーケリングしたが、まだ「東亜丸」の回想が繰り返してるので、また潜りたいなと何度も思ってしまった。


無人島でランチ



魚のバーベキュー


2本目は、ドリフトダイビングで、ドロップオフで回遊魚を見るポイント。
エントリーして中層に入ると、流れが速くなってきた。ガイドの指示にしたがって、岩にしがみついたままで、回遊魚を見た。
バラグーダの群れ、イソマグロの群れ、ギンガメアジの群れ、マダラタルミの群れ、ナポレオン、ホワイトチップシャーク、、、回遊魚いっぱいだ。
ギゾ島って、色々な回遊魚が見れるんだなあと新しい発見できてよかった。


マダラタルミの群れ

ギンガメアジの群れ

3本目は、2本目で余ったエアを使って、セルフダイビングで、沈んだゼロ戦を。
今まで水温30度でスーツでは暑いので、脱いで水着一枚で潜った。
ゼロ戦のポイントは水深8mで浅い。シュノケーリングでゼロ戦を見れそうだ。
翼は半分以上バラバラで胴体が残るという損傷がひどかった。損傷した欠片いくつかにイソギンチャクが生えていて、クラウン・アネモネフィッシュとスパインチーク・アネモネフイッシュが棲んでた。ゼロ戦は今やクマノミの家として使われてしまったなあ。
でもクマノミは可愛いから沢山撮ってしまう。


ゼロ戦

ゼロ戦


クラウン・アネモネフィッシュ

スパインチーク・アネモネフイッシュ

夕食は、Gizo Diveのオーナーに誘われて、街のレストランへ行った。そのレストランに、ロータリークラブという奉仕団体のパーティが行なわれていて、オーナーの紹介の元で特別に俺達も参加して、バイキング食べ放題やった。
色々な料理を食べれてラッキー。
Gizo Diveのスタッフ達も参加していたので、酒飲みながら交流しながら、有意義ある夜を過ごした。


Dive Gizoの行きつけレストランで夕食バイキング



Dive Gizoのスタッフ達

Dive Gizoのスタッフ