ソロモン諸島 ガダルカナル島&ギゾ島 紀行

2005.4.27 〜 5.8

4月30日(土) 晴

ガダルカナル島 ダイビング 1日目

今日はガダルカナル島の初ダイビング。
9:00にホテルのロビーでダイビングショップの方が迎えに来る。
ガダルカナル島にあるダイビングショップ数軒あったが潰れてしまい、今1軒しかない。
そのダイビングショップはHPがなく本も載っていないので、どんなショップか全く知らないから、迎えに来るまでドキドキしてた。
迎えにきた方は、オーストラリア人らしき体のでかい白人男性2人で40代前半位。優しそうな顔で頼れるインストラクターのようで安心しながダイビングできそうだ。
ショップの車はTOYOTAのサーフで、荷台にタンクとレンタル重器材が詰めてある。
車に乗って30分ほど走ってボネギビーチという海岸に着いた。ボネギビーチは、太平洋戦争で沈んだ日本の輸送船いくつかを見れるスポットであり、ビーチエントリーするのだ。

1本目は、日本の輸送船「宏川丸」
http://homepage3.nifty.com/jpnships/showa1/showa1_hokubei_kawasaki.htm
で、ガイド1人でWと俺3人でダイビング。もう1人ガイドは海辺で丘番(?)
波がないので簡単にエントリー。海の透明度が35mもあって真っ白な砂浜で、リラクゼーション気分になった。
砂浜の先に、大きな船影が見えてきた。宏川丸だ。マストが折れたりと船室が破壊されていたが、船首が深さ10m、船尾が深さ40mで全長120m位で斜めに倒れていて船体の形がはっきりと分かった。それにでかい! でかい船のレックダイビングは初めてで胸が躍った。
珊瑚も魚も多い。船に色々な珊瑚が沢山くっついて、アヤコショウダイやノコギリダイやツバメウオなどの群れが、船を家がわりとして棲んでるようにゆっくり泳いでた。ゴッド(カスリハタ)やサラサハタも船室の欠片の中におとなしく棲んでた。
私が持ってきた水中ビデオ、それらのシーンを撮りはずせないのでずっと録画しっぱなし。


宏川丸の船室の窓

気持ちよくエキジットして、ビーチでランチタイム。
ガイドの手作りで卵とツナのサラダとパン、レモンムースケーキ、パイナップルとバナナ。
レモンムースケーキが美味しくて何個も食べてしまった。


ボネギビーチ

レモンムースケーキ

2本目も「宏川丸」で、ガイドに「君達だけで潜って楽しんでください」と言われる。つまりセルフダイビングすることに。
1本目で、最深は宏川丸の船尾、船首へ行けばエキジット時点に近いと分かったし、流れがないからセルフで大丈夫と自信あった。
1本目は船の外や甲板の上を周っていたので、2本目は船室の穴に入ってみた。アカマツカサが沢山いて洞窟よりもなかなかスリルあった。
それから船尾の底へ行きたかったが、深さ40m超えるんで水中デジカメが破壊する恐れがあるから、38mまでストップした。セルフなのでとても深いとこへ行く自信ない気もあった。 甲板でオレンジフィンアネモネフィッシュなどのクマノミ、色々なカエルウオ、砂浜でガーデンイール、、自由自在で撮るのを楽しめた。
デジカメやビデオ撮影するにはセルフでやると気楽だな。もちろん自己管理もしっかりしないとね。


宏川丸の船尾(深さ38m)



戦死した川口支隊の鎮魂碑