ソロモン諸島 ガダルカナル島&ギゾ島 紀行

2005.4.27 〜 5.8

5月2日(月) 晴

ギゾ島
13:30 ホニアラ → 15:00 ギゾ (1:30) ソロモン航空 IE142

ガダルカナル島からギゾ島へ移動日。
12時半にホニアラ空港の国内便ターミナルに着いて、搭乗チェックインする前に難関の門が・・・。
それは荷物の重量制限だ。ソロモン諸島の国内便は小さなプロペラ機であり、荷物は16kgまで制限されている。
俺とWの荷物合わせて重量40kg位なので、明らかに重量制限オーバー。
重量制限オーバーだと超過料金を払って搭乗できるが、超過料金を払っても搭乗を断れる場合があると、泊まったホテルのガイドに聞いたので、不安だ。
もし重量制限オーバーで搭乗できなかったら、荷物半分を泊まったホテルに預けておき、ギゾ島からホニアラへ帰る時に荷物をとる方法があるとガイドに言われたので、ホテルのドライバーが俺達のチェックインに付き添ってくれた。
俺の荷物全てギゾ島に必要だけど、最悪の場合、シュノーケル・セット、ウェットスーツ、上着をホニアラのホテルに預けようと考えていた。

搭乗カウンターのチェックインで並んで待ってるとき、俺の前にいた地元らしき乗客が、TVが入ってるような大きな荷物を持っていて、搭乗カウンターにある体重計に計ったら、25kgと。
やはり乗客は係員に超過料金の請求されて、ソロモンのお札沢山払っていた。日本円で清算すると2万円のようだ。やばい!俺も2万円以上払ってしまうのか!
俺の番がきて、荷物を計ったら22kg・・・Wは18kg・・・で、当然重量制限オーバー。そして、俺が体重計に乗って体重を計って、、、。
荷物重量と体重を計った係員に何か言われるまで、ドキドキして緊張した。
そしたら、、、係員が超過料金の請求を言わないで、搭乗OKとパスしてくれた。
付き添ったドライバーが「大丈夫だよ」とOKサインしてくれて、「やったー!!ギゾ島へ行ける!!」と大喜びした。
緊張の糸がとれて、胸ワクワクしながらプロペラ機に乗って、13時半にギゾ島へ離陸した。

ガダルカナル島からギゾ島まで距離400km位で飛行時間は1時間半。
空を飛んでいる中、窓を見たら、ギゾ島までにずっと、小さな島が沢山あって、ラグーンに囲まれていて、とてもきれい。しかも島の形が面白いので、離陸から着陸までずっと窓に釘付けしながら写真を撮りまくった。

ギゾ島に近づいて、滑走路だけの島が見えてきた。その隣の島がギゾ島。空港に着いてボートでギゾ島へ移動するようだ。
そして離陸ー。滑走路は野原だった。ローカル線の駅舎みたいな小さい空港ターミナルで、俺達が泊まるギゾ・ホテルの係員が迎えに来た。空港からすぐ手前にある桟橋まで歩いて、ボートに乗ってギゾ島へ向かった。ギゾ島まで200m離れてるのであっという間に着いた。
ギゾ島は、沖縄の島よりも小さくて、ガダルカナル島より店があまりないが、海面の上から珊瑚などが見えるほど美しくて南の島だ。
明日はダイビング。ガダルカナル島と違う海かな? 楽しみだ。


空から見たソロモン諸島の島々

手前の島が空港の島、向こうがギゾ島


ギゾ島へのプロペラ機 滑走路は野原

ギゾ・ホテル

ボートにギゾ島の桟橋に着いたら、目の前にギゾ・ホテル。ギゾ・ホテルの中にダイビングショップがあった。
俺達が利用する「Dive Gizo(アドベンチャー・スポーツ)」というショップだ。
http://www.divegizo.com/home.htm
ホテルから、ショップのオーナーとスタッフが出迎えてくれて、握手を交わした。
オーナーは夫妻であり、米国人かオーストラリア人のようだ。
http://www.divegizo.com/contact.htm
「Dive Gizo(アドベンチャー・スポーツ)」は、ギゾ島にして大きなショップであり、パラオや沖縄と同じ位、設備がいいようだ。
そこで署名をして、オーナーとスタッフが「今夜、ホテルのレストランで一緒に夕食とろう」と言ってくれて、夕食に会うと約束した。
夕食まで時間あるので、ホテルに接する街の中を歩いてみた。
目の前が海なので、海でとれた魚の売り場が並んでた。売ってる魚は、バラグータ、イソマグロ、ギンガメアジ、ゴマモンガラ、モンガラカワハギ、ヨスジフエダイなど、、ダイビングで見る魚ばかり。値段は1匹100円前後で安い。日本では高級魚と言われるハタ類が200円で売ってるので、買って捌いて刺身食べたかったな。
それから「ドリー」が売られていた。値段がなんと16円(ソロモン1ドル)。安物扱いかよ!
哀れなドリーの姿を見て、、、ドリー脱出のために「ファインディング・ドリー」の映画をつくるべきだ。

ギゾ島はとても暑くて汗かいたので、ホテルに戻ってプールで1時間位泳ぎながらくつろいだ。

そして、夕食のタイム。
ギゾホテルのレストランで、オーナー夫人とスタッフ2人、そして明日一緒に潜るダイバー客2人と囲んで、ソロモン産ビールで乾杯して食事した。
海で捕れた魚の料理が中心であり、魚好きな俺にとって嬉しい。
肉類も日本人の味に合う。注文した豚肉ミートボールがすごく美味しかった。
食事しながら、オーナー夫人とスタッフと、英語筆談で、俺達のダイビング経験や明日からの予定など話し合った。スタッフの一人が20代前半で若いハンサムな男性でオーストラリア人でダイブマスター。もう一人はオーナーの娘で18〜20歳位でフロント担当やってる。看板娘のようだ。 一緒に潜るお客2人と自己紹介したら、、、客1人は男性でバヌアツのダイビングショップのスタッフ兼SEA&SEA社関係の社員、もう客1人男性は、パプアニューギニアのラバウルのダイビングショップのインストラクター。
ベテラン二人と一緒に潜るとは、、、彼らについていけるかなあ・・・(汗)


魚の売り場

ドリーが16円(ソロモン1ドル)で売られる


ギゾ・ホテルの夕食 ミートボール、ソロモン産ビール

マグロのてりやき