2塁側自由席 06/2004
2塁側自由席 バックナンバー 2004年6月分
「二塁側自由席」は絵日記ふうの連載です。
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2004年6月16日・水曜・190打席
詩人の豊穣
■昨夕、佐々木幹郎さんが新聞で、谷川俊太郎さんの短い詩を紹介なさっていた。
ぼくのみみはおとうさんににてる
いもうとのこえはおかあさんににてる
おかあさんとおとうさんはどこもにていない (「いま」)

たったこれだけの文字数で、ものすごく豊かなイメージを僕の中に運んでくれた。
詩人というのは、まったくたいした人間である。谷川さんのこの詩に出会い、早朝、
子どもや妻の寝顔を、起こさぬようにそっと見て、ふんわか幸せ気分につつまれた。
(5 : 48/text and illustration by Yasuhiro Ohkura)
※上記文中の新聞とは、朝日新聞2004年6月15日(火)夕刊のこと。
6月14日・月曜・189打席
哀しきコーン

■コーンにも名前を記すココセコム
下北沢の片隅に置かれたコーン。よく見ると、底に近いあたりに黒マジックで
個人名。そんなとこにも名前を書いておかないと、誰かに持っていかれるか、
いかれないのか。メトロポリス東京のもの哀しさを、そこに感じてしまいました。
ただ一点。もしコーンをさらわれたとしても、セコムは来てくれないのではないでしょうか。
このコーン、セコムと契約してなさそうだし。
(10 : 19/text and photograph by Yasuhiro Ohkura)
6月11日・金曜・188打席
テイスト・ジーニアス
■味才 ( あじさい ) =微かな味の違いを識別できたり、料理の才能にず抜けた
人物を、九州の一地方ではこう呼ぶという。それって、Really?
箱根の紫陽花列車、今年こそ味わいたいなぁ。もちろん、温泉にも浸かって。

(16 : 55/text and photograph by Yasuhiro Ohkura)
6月10日・木曜・187打席
スマイルゲート

■笑門。笑門来福 ( 笑う門には福来たる ) の意味だろうか。
この漢字二字を見るたびに、大切なのは「心の持ちよう」
なのかなぁという気になり、心の持ちようしだいで物事や
状況のとらえかたがかなり違ってくるもんな、なんてこと
を考えさせられる。笑門、この言葉、余は気に入ったぞよ。
( あっ、このサイトつくって、きょうで一周年やがな )
(14 : 05/text and photograph by Yasuhiro Ohkura)
6月9日・水曜・186打席
ショッキングなピンク

■いつもの壁が、とつぜんピンクに
塗り替かわっていたら?
ショッキングピンクという色の
呼び名があるけれど、まったく
予期していなかったので、正直、
ショッキング! でした。
(10 : 45/text and photograph by Yasuhiro Ohkura)
6月7日・月曜・185打席
知らんかったぞう

■下北沢南口商店街。
象の壁画は、いつからあったっけ?
下北沢シャッターペイント大作戦の進行は、
順調かな。運営の人たち、元気だろうか。
まちは、日々ちょっとずつ変化している。
私も少しずつでええから、成長していかんとなあ。

(10 : 50/text and photograph by Yasuhiro Ohkura)
6月4日・金曜・184打席
片桐

■ちょくちょく通る道に「片桐ハイツ」という集合
住宅がある。その建物名を目にすると、いつも私は
女優の「片桐はいり」さんを思い浮かべてしまう。
(4 : 18/text and illustration by Yasuhiro Ohkura)
6月1日・火曜・183打席
パンジーとジーンズ

■パンジーとジーンズ。はい、ひっくり返しただけなんですけど、なんや知らん、急に
かきたなってしもて。す、すんまへんっ。
あっ、間違った。前後入れ替えのネタやから、「パンジーとジーンズ」でなく、「パン
ジーとジーパン」と記すつもりやったのに。
(11 : 15/text and illustration by Yasuhiro Ohkura)
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published : June 10, 2003 ● copyright(c) : 2003-2004 the Baseball Office. All rights reserved.
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