トラッキングの精度 WCAを計測する数秒間(5〜10秒程度)は正確にトラッキングする。それ以外の部分は風の 変化に気づける程度の緩いトラッキングでOK。 目標を見失ったら、その時点の機位でマグコンを使って新しい目標を設定する。目標を見失 ってもヒコーキはコース上かコースの近くにいる。全く問題なし。コースズレが判明したらコース に乗せる。元通り。 正確なトラッキング − 場周経路のファイナル・レグ程度のトラッキング 緩いトラッキング − 場周経路のダウンウインド・レグ程度のトラッキング |
「予定経路の2海里以内を飛行できること」 時間の経過とともにコーストラッキングの精度が向上するのだからまったく問題なし。 |
↓ これは試験の実施要領。 野外飛行の実施要領じゃないよ。![]() ↑ これに合わせた野外飛行の実施要領 「受験者が作成した野外飛行計画に基づき飛行を行わせる」 航空図へ記入した経路に沿って飛行を開始する。 「7−2 2. 修正針路が確定し、・・・・・・・当初の計画に従って飛行させる」 これは、これより前に7−3は実施しないという意味でしょ。 当初の計画というのは航空図へ記入した経路。 「地点標定を行い、予定経路の3海里以内を飛行できること。(地点標定ができない場合を除 く。)」 航空図へ記入した経路をトラッキングする。判定基準は3海里以内。修正針路は発動から数秒で 確定する。地文航法を行う。(地点標定ができない場合は推測航法を行う。判定基準は無い) 地文から得た機位を使って航法作業を行うのが地文航法。推測の機位を使って航法作業を行うの が推測航法。 ETO、ETAは予想。 「変針点または目的地への到着時刻の誤差は、各径路における最初の確認点で算出した予 定到着時刻の±5分以内であること」 各レグの最初のチェックポイントでETO又はETAを算出する。 航法の規模からしてETO又はETAが±5分も狂うことはまずない。±2分に収まるハズ。 |