カウンセリングは、まず、あなたのお話をよく聴く事から始まります。
あなたが、話を聴いて欲しいだけならば、あなたのカウンセリングはお話をする事が主になるでしょう。
カウンセリングに来ている目標や目的が 今は判らないが、
目標を見つけたいが、気長にやりたいというのであれば、そのように少しづつ進んでいくでしょう。
あなたと私の 会話や雰囲気のやりとりや、状態を見極めながら、
あなたのカウンセリングは、あなたの目標に向かって進んで行くことが好ましいと思います。
モヤモヤしている頭をクリアーにしたいという事が目的ならば、
カウンセリングで、たくさんお話をして、スッキリする事は大切です、
たっぷりと不平・不満・文句・今まで言えなかった事を口に出して表現する事で、
自分の目的や目標がだんだんハッキリしてくる事を あなたは、実感することでしょう。
あなたのカウンセリングが進んでいくと、
ことあるごとに、あなたに、どうしたいの・どうなりたいのかを 私は、あなたにといかけていきます。
『あなたは、どうなりたいの? その気持ちを あなたはどうしたいの?』
あなたは、その問いかけに、戸惑うかもしれません。
『そんな事が解かれば、こんなとこに来てないわよ〜、ばっかじゃないの〜。』と感じるかもしれません。
そんなやり取りを重ねていく内に、自分自身の中に、うずいて来るものを感じ始めるかもしれません。
それから、少しづつ、自分の気持ちがみえてくるかもしれません。
そして、
あなたのカウンセリング目的にもよりますが、
カウンセリングの進み具合に応じて、様々な心理療法が必要になってくるかもしれません。
言葉がけにより、自分の気持ちを代弁者(カウンセラー)の言葉で聞く事により、気持ちがほぐれ、
楽になるかもしれません。 そんな時のキイワードは、『自分への許し』になるのかもしれません。
又、過去に触れる事なく、解決思考によるブリーフセラピーが有効かもしれません。
何か変だ、何かモヤモヤする、この気持ちはなんなんだろうか?という時には、
吐き出しのワークや感情処理のワーク、が必要なのかもしれません。
他、グリーフワーク(喪の作業)や、幼児決断を捨て去り・再決断へのワークが必要かもしれません。
又は、リラクゼーションや癒しのワーク、及び
臨床催眠や古典催眠・等 が必要ならば、それらの療法を用いていきます。
じっくりお話を伺いながら、『今・ここ』の感情を浄化させていく事や、
今のマイナスの感情を手放して、前に進む為の
ちょっときつい坂道を登ってもらったりする事もあるかもしれません。
又、あなたにとって、自分を知ることは、ちょっと痛いことかもしれません。
泥水がちょっとかかるけど、どうしても目の前の
水溜りを踏み越えていかなければならないかもしれません。
その為のツールとして、臨床催眠が必要になってくるかもしれません。
臨床催眠は、会話の延長上で、集中力が高まってきた時に可能となります。
又、古典催眠は、準備が必要です。
集中力とピュアーな心の準備が必要です。
コワイとか、嫌だとか、かかるわけ無いとか、こんな事して何になるんだとか、
あなたの心に抵抗があったりするうちは、催眠を体験できにくいかもしれません。
催眠療法・臨床催眠では、あなたの潜在意識(無意識の部分)に働きかけ、心の底に滞っている感情や、
無意識の中に終い込み押しやった、ピュアーな感情や戸惑い、他様々な感情を昇華させたり、
以外な、自分の拘りに気づき、感情の発露や憤り、自分への許し、今まで言えなかった事を言葉に出し易くしたり、
様々なワークが行われます。
又、催眠状態においては、意識がある状態なので、自分が望まない、嫌な暗示や、嫌な指示は受け入れません。
尚、催眠は、経験で、少しづつ 入りやすくなります。
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