良寛道 素人編・1

 

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 詩歌・春の歌を一首

あしひきの この山里の夕月夜(ゆうづくよ)

ほのかに見るは 梅の花かも

 

この山里は暮れて、いつしか月夜となった。

向うに月の光りをうけて

白々と花のようなものが浮かんでいるが、

ああ あれは 梅の花なんだなあ。



                                     

良寛様は、どんな人??? 

子ども達と手まり遊びをし、托鉢などして、

皆に乞食坊主と言われて、一生を暮らしたお坊さん。 

年をとっても、村人や子ども達から しょっちゅうからかわれたり

イタズラされても少しも怒らなかったお坊さん。

何がどうなったか、70才を越えた頃に、40才も年下の尼僧に

恋をしてしまいます。   不思議な御坊 『良寛さま』

良寛さまの心の中は、どんなだったでしょう??

 

良寛様の詩歌

・孤高の人良寛様の孤独

君看よや双眼の色

語らざれ憂いなきに似たり

(きみみよや、そうがんの色。 かたらざれ、うれいなきににたり)

 

さあ君よ 私の二つの瞳を見てくれ。 何も語らないから、何一つ愁いなど無いようだろう。
しかし 語り尽くせない程 憂いは深い。 

 同じ深い愁いを抱く者だけが、この憂いを分かり合える。
だから君よ よくこの二つの眼を見ておくれ。

研ぎ澄まされた、 刃物のような詩です。

何処かの誰かが言いました。
愁いの人は理解してくれる人を求め、同じ愁いを持った人に出会う。
でも、それは 己れ自信を求め、その人の中に 己れ自信を見出すのだと。
愁いとは、真の孤独ということでしょうか??

 

 

良寛様は、どんな人???

孤独

の中で暮らす事が良寛さまの修行だったでしょうか??

只単なる孤独ではなく、ものすごい孤独。  

荒れ果てた、ホントに小さな古庵に住み、  

托鉢で生きていた良寛さま。

冬にはたくさんの雪に閉ざされる。

春までどうやって暮らしたでしょう。

好んで、寂しい人放れた古庵に住んだけど、

とっても孤独で、胸を引き裂かれるような侘しさ、苦しさを 

何はばかることなく、数多くの詩に読んでいます。

形ある物全てを捨て去り、 血縁者や人間どうしのシガラミをも捨て去り、

それこそ、底抜けの自由の中に 身をゆだねます。

お酒も呑んだし、たばこも吸った。 

最晩年70才頃、全てのエネルギーを 恋に使い果たします。

清貧、孤高、純粋、無心、天真に身を任せ。

 

孤独なとき、人は良寛を思う?

何処かの誰かが言いました。

 

 

私の良寛道は、まだ始まったばかりです。

まりつきをして 子どもとかくれんぼをしていた良寛さま。

これから ゆっくりと、 

かくれんぼをしている良寛さまを 探したいと思います。 ・・・・・・・・・・・・ つづく  

 

                  ------ 何残・かざん ------






 

 

 

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