リハビリテーションの作業療法や養護教育の作業学習などで、レザークラフトはよく行われている作業種目です。私が片手作業用に製作した補助具を中心に、紹介致します。
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実施例
実施例
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スイヴェルナイフ
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スイヴェルナイフ


 革の基本工具の一つであるスイヴェルナイフは、一般の人にとっても扱いにくい物です。この道具をリハビリの中で使いこなすのは至難の業だと思われます。

 リハビリの現場で使うにあたっては、通常の物とは違った構造の物があっても良いのではないかと思いました。



「方向追随型スイヴェルナイフ」

 回転軸と、刃の取り付け軸をずらしてあるので、道具を動かした方向に、刃の向きが従っていきます。指で操作する一般的な物と違い、指先で細かい操作はしません。握る動作と腕を動かす動作で、切り込みを入れることになります。

 私が操作した感じでは、慣れるとかなり自由な表現ができると思います。たまたま持っていた材料で作っているので、見た目は良くないのですが、おもしろい道具です。

 またゴムの力を借りております。刃の取り付けにゴムではさすがに問題があるだろうと思ったのですが、意外なことに使ってみるとまったく問題なく使うことができました。

柄は、雪寄せのへらの廃材。ちょうど良い太さ。
これは刃が回転しません。操作法を考えないまま作ってしまいました。 刻印用のホルダーにも取り付けられます。最も細い刻印とほぼ同じ太さ。



片手でカービングした物です。右の写真のような道具を使いました。このときは、方向追随型ができていなかったので、普通のスイヴェルナイフを使いました。革の固定をしっかりしないと、ナイフカットはとてもやりにくいものでした。


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