トランスポーター2/LE TRANSPORTEUR 2  |
[SUSPENSE&ACTION]
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2005:フランス作品/2006.06日本公開(アスミック・エース エンタテインメント) |
監督:ルイ・レテリエ アクション監督:コーリー・ユン 製作:リュック・ベッソン/スティーヴン・チャスマン |
CAST-1:ジェイソン・ステイサム/フランソワ・ベルレアン |
CAST-2:アレッサンドロ・ガスマン/ケイト・ノタ/ジェイソン・フレミング |
CAST-3:アンバー・ヴァレッタ/マシュー・モディーン/ハンター・クラリー/キース・デヴィッド/他 |
第2作です、1作目が盛り上がりましたので(私的に)、前売りをサッサと購入して見に行きました |
【STORY】 ■地下駐車場、黒のアウディA8、運転席…イタリア製の黒スーツ&動き出す瞬間を静かに待つ…フランク・マーティン、元特殊工作員、プロの運び屋「トランスポーター」、自分の身を守るため、自らに課した“運び屋”のルール…「1.契約厳守」「2.名前は聞かない」「3.依頼品は開けない」…一つでも破れぱ…死!出発寸前…車泥棒の襲来、一瞬で撃破、急発進、約束の3時数秒前、学校に到着、鐘の音…下校する生徒、乗り込んでくる少年!危険な仕事から足を洗い(?)…コート・ダ・ジュールからマイアミヘ、フランクが引き受けた仕事…裕福なビリングス家の一人息子ジャックの送迎、簡単すぎる内容…それなりに楽しんでいる様子、ジャックとの3つのルール…1.車に敬意を払え、2.挨拶をしろ、3.シートベルトを忘れずに!ビリングス宅、厳重な警護、玄関先…言い争う夫婦、仕事が多忙で家族を顧みない夫ジェファーソン(政府高官)を責める妻・オードリー、フランクに追加依頼、ジャックの誕生日…定期検診に連れて行って欲しい!サプライズ・パーティの準備のため、友人を迎えに行く日…時間前に対応を約束 ■音声を傍受している車の存在 ■夜、フランク宅に…酔ったオードリー、夫への不満から…、紳士的に対応、帰るよう促すフランク ■誕生日当日、病院へ向かうフランク&ジャック ■病院スタッフを殺す一団、入替り、フランク達が到着、担当医不在…代診、フランクの携帯に…タルコーニ警部から電話、予定時間前のマイアミ到着(バカンス)を告げる、ん?何か変な雰囲気の病院?直接フランク宅に向かうようタルコーニに指示、診察室に押入るフランク、押さえ込まれているジャック、注射を構える医師、変!ジャックを引き剥がすフランク、受付にいた女性…2丁拳銃乱射、逃げる2人、怯えるジャック、「必ず守る」と約束、「ルール4、守れない約束はしない」、危機一髪、爆破、脱出 ■女の報告、Bプランへ変更 ■ビリングス家に到着、その瞬間…鳴り響くフランクの携帯、ジャックの眉間にレーザー照準の光、乗り込んできた2丁拳銃の女、「子供の命が惜しけれぱ、指示した場所に届けろ…その女の指示に従え」と…
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前作「トランスポーター」がナカナカ面白かったこともあり、映画館での予告CMが始まった時期には前売券を購入…公開を心待ちにしておりました、で…、今回の舞台は「TAX
i」に続き何故か…フランスから「アメリカ」へ、まあヤバイ仕事と凶悪事件はアメリカってところなのでしょうか?よって話が大掛かり?
主人公フランクは…コート・ダ・ジュールからマイアミへ引越し、あれ?映画の中で説明…あったかな?(前作でそれらしき事を言っていた気もするが…)、それ以後、映画を見ながら気になった気になった…、私の記憶では「マイアミへ引越し、これが最後と引き受けた仕事…子供の送迎、単純かつ安全な仕事のはずだった…」というようなもの、映画を見終えてからイロイロと確認作業、@予告CM・紹介記事等では、「この仕事を最後に運び屋稼業から足を洗うつもり」と、 Aパンフを見れば…「コート・ダ・ジュールから引退を決意してマイアミへやってきた彼は…」との記載、 B肝心の映画の中では…特に何も語られていない、どうでもいいようだが…これが映画を見る上で困っちゃうのだ、ともかく…ちゃんと説明してくれないとイロイロな解釈ができてしまうではないか!?マイアミ引越し時点でフランクは「運び屋」なのか?違うのか?「運び屋」仕事なのか?そうではないのか?運び屋仕事なら「ルール破りまくり」、廃業後なら問題なし…となる、ようは設定の骨格部分が揺らぐか、すじは通っているのか?私的には大問題の部類です、ともかく公式サイトで予告CMを再確認したところ…「ルール破り」の仕事を引き受けたとのセリフがあり…まあそれならば仕方がないのだが、いきなり見たら分からないのではないか?もしかして予習が必要?そんなバカな!
それから…、タルコーニ警部の説明も抜きなので、前作を見ていない方は…何が何だかだろうな…この場合は前作を見ておかなければならないのだろうか?
まあとにかく…ド派手なカーチェイス&アクション・シーンは、飛んで飛んで飛びまくり…かなり無茶苦茶で面白い(やりすぎだと思う点もあり)、小ネタも多く、クスクス笑いも聞こえる、映画としては楽しめたのに…たまに「運び屋仕事とルールの件」が思い出されて…なんか変な感じ、 にしようと思ってたけど…まあチョット下げて ということにしました |
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ちなみに、公開初日の第3回(16:40〜)、300席の映画館に3割程度の入りでした(渋谷東急) |