番外編
 
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「太陽の欠片4」
 
【A】
 
 押し倒された。
 天井の、汚れた木目が僕を見ていた。
 罪人の僕を見ていた。
 
 彼の手が僕の服を脱がしていくのを、身動きせずに見守った。
 少しでも動いたら、いなくなってしまいそうで。
 
 離したくない。
 そう思い始めたのは、いつからだっただろう。
 
 離したくない。
 離したくない。
 離したくない。
 泣かせたくない。
 苦しませたくない。
 
 この綺麗な人を、僕は汚してしまうだろうか?
 汚れても、まだ、この人は綺麗でいてくれるだろうか?
 
 僕たちの間のガラスが軋む。
 触れたい、と思った。
 今、あなたに、触れたい。

 
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