番外編
 
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「太陽の欠片13」
 
 最初は、寂しさからだった。
 
 この街に埋もれて、消えてしまうのだと思っていた。
 見つけて欲しかった。
 見つけたかった。
 手放したもの。もう一度、手にしたかった。
 
 同情?
 同病?
 
 正反対の、けれど同じ痛みを抱いていた。
 
「最初に好きになったのは、どっちだった?」
 何度も、そんな話をしようか。
 これから先も、ずっと…。
 
 
 太陽が真っ赤に燃えて沈んで行く。
 街が、もう一つの顔を覗かせる。
 
 まだ一日は終らない。
 
 これから、始まるのだから。
 
 
END