都市環境に大きな影響
JR貨物ターミナル移転
高速道路が交差し、大阪の大動脈中央環状線と新御堂筋線、JR東海道線、阪急電鉄京都線と千里線、大阪モノレールと各地へのアクセスは大変良く、また千里ニュータウンの多くの部分を含む公園や緩衝緑地等の緑に恵まれた市の北部には、重要な施設が集まっています。
将来の吹田市の姿に大きな影響を与えると予想される市南部の吹田操車場跡地再開発計画が重大な局面になっています。吹田市は、2006年3月開発にゴーサインを出し、4万人もの市民が求めた住民投票条例制定の声に対して、4月市議会は否決しました。
甲子園球場グランドの33倍の広さがあり、吹田市の東に隣接する
摂津市まで東西に拡がる広大な土地には、南半分に貨物ターミナルが移設される計画ですが、2011年に動き出せば年間貨物取扱量100万トン、毎日大型トラック1000台が出入りすることになり、騒音、振動、大気汚染、交通渋滞が吹田の都市環境を一気に悪化させる危険性があります。
また、梅田貨物ターミナルの残り半分の貨物を引き受けるとされる大阪市・百済駅では、まだ周辺住民への説明を始めた段階で、吹田の貨物取扱量が100万トンに止まるか安心できません。
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