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 サチ アップ
「意識が肉体をコントロールする」

   一筆(one key?) 啓上
   氣候不順で朝晩が急に冷え込んだり、そうかと思えば日中暑かったり、
  風邪も流行っておる様ですが、皆様はお元氣でしょうか?

  風邪っていったい何なんでしょうね。私の場合、体と心のバランスが崩れた時に
  風邪ぎみになったりします。例えば体はもうクタクタなのに氣合いを入れて
  もう一踏ん張りと無理をして働いた後とか。氣功や武道なんかの型を
  がむしゃらにやったり。また以前扁桃腺で大熱が出たのですが、
  その年以来毎年四月になると同じように喉が痛くなって大熱が
  出るようになりました。いつの間にか意識の中に「毎年四月には
  大熱が出る」と思い込んでいたようですが、三年ぐらい前に
  氣の達人である藤平光一先生の本を読んでいる時に少し感ずる
  ところがあって、自分で自分の病を創造していたんだと氣付き、
  その年から四月になっても大熱が出ることが無くなりました。

  また恥ずかしい話ですが、こんな話があります。私が小学校低学年の時
  予防接種のある朝、学校に提出する書類にその日の朝の体温を
  記する所があったのですが、注射が嫌いで実際は36度5分ぐらい
  なのに37度5分とうそを書いて学校に行きました。
  そしたらお昼前ぐらいに熱のある子は保健室に集まって体温を
  計り治すというではありませんか。うそを付いていた私は
  ばれるのがいやでどうか熱があってほしいと強く思っていました。
  さて保健室に行って私の番が来て熱を計ると、39度もありました。
  さっそく早退を命ぜられ、家に帰る途中、ふとわれに戻ったとたん
  氣分は爽快に戻り家に帰って熱を計ると36度5分でした。
  その時はなんら不思議に思わなかったのですが、おもしろい話です。

  18歳のある日アルバイト先で熱が出て、意識が朦朧としている時に
  このままではいけないと思い、「え〜い。ままよ。よしやるぞ。」
  と氣合いをかけて立ち上がったとたん氣分爽快で元氣になったこともあります。

  少々話が脱線しますが、5年ぐらい前に何のテレビか忘れましたが、
  シャックリを止める話題をやっておりました。誰それは手のひらに
  「の」の字を書いて3回飲むとか、誰それは湯飲みの反対側から
  器用にしてお茶を飲めば止まるとか、何回以上シャックリが続くと
  死んでしまうとか。それを聞いていて今度シャックリが出た時に
  自分の意志で止めてみよう。と思ったのです。

  その機会は何日か後にお酒を少々飲みに言った帰りにやってきました。
  もちろん無駄な努力で、全く止まりません。
  それならばと、今度はほろ酔い氣分を自分の意志でしっかりさせようと思い
  臍の下の丹田に氣を納めしばらくして「よし。しゃんとなった。」と
  強く思いました。そして軽快な足取りで歩き出したのですが、その時は
  まだ少々ほろ酔い状態です。しかしものの3分後には、全くお酒を
  飲んだとは思えないほどしゃんとなっていました。

  それからというものシャックリが出る度に止める練習をやりました。
  最近では、完全に自分の意志で止められます。つい3日前には
  生まれたばかりの娘がお乳を飲んだ後シャックリが出て苦しそうだったので
  どうか私を身代わりにして下さいと祈ったところ、1時間ぐらいして
  自分もシャックリが出ました。いつものようにさあ止めようと
  思ったとたんに、止まりました。

  結論。「シャックリは自分の意志で止められる。」

  尚、ほろ酔いもしくは泥酔状態から、しゃんとすることは
  その度に面倒になってしまい、あえて自分の意志でしゃんとなろうとは
  していません。正直に言えば、しゃんとなろうとする意識自体が酔ってしまって
  氣がついたら家に帰っているのですが・・・・・。


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