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図にあるように、内面の幸せを追求して本当の幸せに向かおうとする人、 外面の幸せを追求して本当の幸せに向かおうとする人、 他者の幸せを追求して本当の幸せに向かおうとする人、 それと、それぞれの輪から図の外にはみ出してしまういわゆる不幸な人も おられると思います。 ここでは仮に、それぞれの輪から本当の幸せへと向かう方向性を「還元化」といい、 本当の幸せへと導いてくれるものを「本物」と勝手に名付けさせてもらいます。 また逆にそれぞれの輪から図の外に向かう方向性を「酸化」といい、 図の外へと導くものを「偽物」とします。 結論から申しますと、 「偽物」とは、自己保存、自己繁栄、自己正当化のみを考えた結果のものであり、 「本物」とは、自己という殻を超えて、より大いなるものに 思いをはせた結果のものであると言えます。 |