底地のビジネス化

■底地は所有権ですので、借地権者に断りなく譲渡が無論、可能です。ある日、突然地主が変わることがあります。ほぼ、一般の方が底地を買うことは借地権者及び借地権者の利害関係者、地主及びその利害関係者以外には無く、ほんとんどが不動産業者が買い受けます。基本か買い受けた不動産業者は借地権者に転売することを第一に、活動して、キャピタルゲインを狙います。
■大手から数人の規模まで、無数に存在します。あまり資金が建売事業等などと比べてかからないこと、ノウハウが比較的、習得が早くできてしまうこともあり 、かなりの数の底地専門業者が存在します。借地権も底地と同じく、あらゆる手段でビジネスにしている状況です。但し、底地のほうが手っ取り早くビジネス化できるような気がします。正直、どちらかというと、手荒い業者が多いようです。勿論、合法ですが、法すれすれの嫌がらせに近い行為もあり、社会通念上いかがなものかという業者も存在します。一時期に比べ、減った印象があります。きちんとした業者も存在するこも事実ですが、どちらかというと多少、イケイケではないと成り立たない商売ですので仕方がないところもあります。
■借地権者・地主の方で、とても不動産業者と渡り合えないと思う方は親戚の方や場合により弁護士・親身になってくれる良心的な不動産業者を代理人にして望むのがよいと考えます。費用はかかりますが、安心かつ、適正な交渉には代えられない場合もあります。あまりにも度を越えた嫌がらせに近い行為をされた場合、早めに弁護士等に相談することを推奨します。
■代理人を立てず交渉する場合、先方に断わったうえ交渉を録音しておくことをお進めします。万一、不法行為があった場合は警察にも相談しましょう。

■底地ファンドなるものが一時は流行りましたが、大夫、数が減った気がします。投資家から資金を集め、配当を分配するようです。まだ大手が行っているようです。