1. オーバートレーニング走り過ぎないように 6. 近畿に少ない公認大会コース10kmはほとんど未公認
2. サブスリーのこだわり走るからには目指します 7. 速歩キロ10分21秒。歩きだけでゴールできる大会
3. 参加賞のTシャツ欲しい?資源の無駄 では 8. 泉州国際市民マラソン7,000円 日本一高いフル
4. 高すぎるウルトラ参加料せめて8,000円に 9. ランラング能力測定 予想タイムは3時間3分27秒
5. 距離は正しいか。マラソン大会短いから好記録  

9. ランラング能力測定
 大阪体育大で最大酸素摂取量などのランラング能力測定を行う機会がありました。この種の検査は始めてで前日から禁酒、禁カフェイン、禁練習でのぞみました。

 身長、体重、体脂肪などの測定ののち心拍計と吸気管付マスクを付けて大型のトレッドミルで走ります。15分くらいウォーミングアップで走って測定開始です。まずキロ6分から4分間走ります。そして指の血で血中乳酸濃度を測り、次はキロ約30秒速くなります。これを繰り返して行きますが最初は緊張もしているのでずいぶん楽に走れました。だんだん速くなりキロ4分でもそんなにきつくありませんでした。ところが次のキロ3分40秒では急に苦しくて4分間が長くて意識を失うかと思いました。吸気管付マスクはかなり抵抗があり空気が満足に吸えません。まるで濡れたマスクをして走っているようです。もちろんこの測定はここで終わりです。
 少し休憩して次はキロ4分で走り始めます。今度は30秒ごとにトレッドミルに上り傾斜がついていきます。指の血で血中乳酸濃度は測りませんが吸気管付マスクは付けています。これも5分で死にそうになり、ようやく測定終了です。
体脂肪の測定やアンケートなどを含めて測定は1時間半ほどかかりました。

体脂肪率
 体脂肪率は13.4%でした。スポーツジムで測ったときは9.0%でしたから意外な感じがしたのですが機械で測るとかなりの誤差があるようです。より正確に測るには水槽に沈んで測るのが良いようですが今回はそこまではしませんでした。ランナーの体脂肪率は10%前後なのでもう少し落とすといいそうです。来週からは週2回のランチバイキングを1回にしようと思います。

最大酸素摂取量
 最大酸素摂取量は3.48 l/minで体重当り最大酸素摂取量は63.18ml/kg/minでした。同年齢の一般が2.14 l/min、33.3ml/kg/minですからかなり高い数値のようでサブスリーも可能らしいです。ところが各スピードのランニング経済性は速くなるにつれ悪くなっているそうです。つまり体内のエネルギー消費やフォームが速いスピードに対応できていないらしいです。スピード練習を逃げ回っていた報いと思います。

血中乳酸濃度
 これでマラソンの予想タイムがでます。
乳酸性閾値(LT値)は230m/minでした。これからマラソンの予想タイムは3時間3分27秒になります。キロにすれば4分21秒です。当然ですがサブスリーで走るにはスピード練習の比率を上げる必要があります。

余談
 経験的に次の式からマラソンの予想タイムがでます。

フルマラソン=ハーフマラソン×2+α(α=8から10分)

 最近のハーフの平均が1時間27分30秒くらいですからフルマラソンは3時間3分(過去の経験からα=8)になり、LT値からの予想タイムとほぼ同タイムとなります。
私の場合ハーフ1時間26分以内のスピードがなければサブスリーは難しいようです。

 

 

 
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