1. オーバートレーニング走り過ぎないように 6. 近畿に少ない公認大会コース10kmはほとんど未公認
2. サブスリーのこだわり走るからには目指します 7. 速歩キロ10分21秒。歩きだけでゴールできる大会
3. 参加賞のTシャツ欲しい?資源の無駄 では 8. 泉州国際市民マラソン7,000円 日本一高いフル
4. 高すぎるウルトラ参加料せめて8,000円に 9. ランラング能力測定 予想タイムは3時間3分27秒
5. 距離は正しいか。マラソン大会短いから好記録  

3. 参加賞のTシャツ欲しい?
 マラソン大会の参加賞はTシャツが多い。中には良い素材でデザインにも工夫があり長く着用できるものもあるが大半は粗悪品で醜悪なデザインである。私のように年間20大会も出るとじきに一度も着ることのないTシャツが段ボール2箱もたまってしまう。今後着ることもなく捨てるわけにもいかず、私にとっては資源の無駄 使いにしか思えない参加賞Tシャツを考えてみたい。

参加賞のTシャツ率
 どのくらいの率で参加賞としてTシャツをくれるか調べてみた。2000年に近畿地方で行われた201大会(参加賞のない大会は省く)でTシャツをくれる大会は115大会(57%)ある。参加賞ではこのほかタオル類(43大会)バッグ、特産品、ソックスとつづく。フルマラソン大会に限ると近畿では実に82%の大会がTシャツをくれる。また地域差もあり大阪の大会では80%と多いにも関わらず隣の奈良では39%しかない。私は大阪の大会に出る機会も多く特にTシャツがたまるようだ。
 
なぜTシャツなのか
 Tシャツは練習の時に必ず着用するのでランナーには必需品である。練習場所にはマラソン大会に感心の高い人が多い。大会宣伝として口コミは最も安く最も効果 のある方法なので参加賞にTシャツが最適だと思われる。またマラソン大会にゼッケンは必需品である。ゼッケンはシルクスクリーン業者が作っている場合が多いのでシルクスクリーンのTシャツが参加賞として定着したと考えられる。またマラソン大会初期の頃からシルクスクリーン業者との関係が根深くできた以上簡単にTシャツを外せないと思われる。

時代の流れ
 私がランニングを始めた15年くらい前ランニングウェアは種類も少なく高価であったため参加賞Tシャツは確かに役にたった覚えがある。しかし現在は種類も多く頻繁にバーゲンも行われ初心者でも最初からすばらしいウェアを何着も持っているので昔のように参加賞Tシャツの入り込む余地が少なくなった。特に女性はウェアに感心が高く参加賞Tシャツはあまり着ないように思われる。スポーツ品メーカーの高機能な化繊のTシャツは丈夫なため毎日練習に使っても擦り切れてだめになることもなく非常に長く着用できる。今私は何十枚のTシャツを所有しているか分からないが死ぬ までに消化しきれないくらい持っていることは確かである。

タオル、バッグもいらない
 Tシャツの次に多いタオルだがこれも普通に使えば擦り切れてダメになる前に次の大会で新しいタオルをもらい増える一方だ。
Tシャツよりもつぶしがきくがもらってもうれしくない品である。バッグ類もいくつか参加賞でもらったが結局あまり生かしていない。今までの参加賞で役に立ったのはランニングソックスぐらいしかない。

不要Tシャツをどう生かすか
 段ボール2箱の参加賞Tシャツも全然着用しないわけではなく着れそうなもの(10枚中1枚)を選んで夏場を除いたシーズンの練習用に着るようにしている。しかし4〜5着で回しているのでなかなか雑巾にするほどいたんでくれない。まただれも考えるのは大きな災害があった被災地へ送ることであるが大量 に送られてくる参加賞Tシャツはだれも手を出さずに残ってしまうらしい。養護施設に持って行って喜ばれた話は聞くがみんなが持って行けば向こうも迷惑だろう。普段着に生かすことも考えたが今やユニクロなどのショップで安く素敵なTシャツが手に入るのにわざわざ着るのもつまらない。結局不要Tシャツを生かす名案は思い浮かばない。派手なプリントがなければ下着のシャツとして着れないこともないのだが・・・

大会主催者への希望

 主催大会の参加賞Tシャツがどの程度活用されているか調査して欲しい。万が一ほとんど死蔵されているだけなら限られた資源を有効に使うためにも廃止してもらいたい。そしてその分の参加料(参加賞Tシャツは一枚作るのに400円〜500円かかっているらしい。)を下げて欲しい。または豚汁などの飲食物を充実して欲しいと思います。
   

 

 
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