熱を持つ暮らしの疲れ ひからびた魂の臥所に 狂った蝉が鳴いている 銀の箔銅の箔樹上に乱し そよとも動かぬ宇宙の闇の おまえは何を哮るのか おれは裸で寝ている おれは裸で寝ている せめてすべてを感じるために この世のすべてを感じるために この世のすべてはあるのだろ 熱を持つ暮らしの疲れ ひからびた魂の臥所に 狂った蝉が鳴いている