奧の細道二人旅・白河の関越え
奧の細道   二人旅 白河の関越え
千住から須賀川まで
1998.7.29〜7.31
 いよいよ奧の細道の旅が始まります。この旅の計画についてある方にお話したところ、すべての行程を歩きなさいというありがたいサジェスチョンをいただきました。しかし、歩いていたら何日かかるのだろう。芭蕉はこの旅に150日以上を費やしています。私がこの旅に使える時間は1年間に最大でも10日。今回使える3日では、日光までも行けません。それでは死ぬまでに大垣までは辿り着けない。

 私、この3月に新車を買いました。それを機会にカーナビを搭載したのです。そしてもう一つ、インターネットの懸賞で、いりもしない携帯電話も貰ってしまったのです。今回の旅では、この二つのアイテムの威力を試したいという下心もありました。ですから芭蕉翁には申し訳ないのですが、車で追いかけさせていただきました。
今回の旅の概略
7月29日(水)
  ・先ずは千住から。
   素盞雄神社にお参りし、
     旅の安全を祈願。
  ・続いて「矢立初めの碑」を見学。
  ・東北道を一路栃木市へ。
   (草加・春日部はパス)

  ・室の八島に無事到着。
   「煙」の秘密は解明できました。
  ・ここからは高速は使いません。

  ・日光街道の杉並木を十分に堪能。
  ・日光市役所の周辺で
      句碑を探して1時間。
   (日光市の文書には
        その場所が書いてない。)
  ・やっと見つけました。句碑の1
   (この情報は貴重ですよ。)
  ・輪王寺・東照宮・二荒山神社に参詣。
   途中に句碑2。
  ・句碑3は大日堂跡。
   これが大変なところにあったのです。
  ・無事難関をクリアし
       安良沢小学校の句碑へ。
  ・裏見の滝。すばらしかったです。       



千住







室の八島

        


日光1







日光2



日光3

7月30日

  ・一路黒羽へ向け出発。
  ・途中那須与一の那須神社参詣。
  ・黒羽町役場で情報を収集。
  ・すごいです。この町。
           全てが松尾芭蕉。
  ・ここで1日を費やし、
   予定変更をやむなくされました。
  ・宿泊地郡山へ直行。

7月31日

  ・飛ばしてしまった所を逆行。
  ・先ず安積山の「はなかつみ」発見。
  ・須賀川に戻り芭蕉記念館へ。
   須賀川でここで思わぬものを発見。
   円谷幸吉、円谷英二。
   私たちには忘れられない名です。
  ・白河の関跡(旧跡)を見学。
  ・白河の二所の関を福島から越え
           再び栃木へ。
  ・「遊行柳」は重みがありました。
  ・あいにく天気は下り坂。
  ・殺生石についた時には、
           薄暗く雨模様でした。
   ユキママは硫黄にやられ
           車の中でダウン。
   おじさんだけ湯泉大明神を三拝。
  ・とりあえず、
       今回の旅はこれにて終了。
  ・東北道を東京へ向かいました。       



黒羽1


黒羽2


黒羽3





安積山

須賀川1

須賀川2


白河の関



遊行柳・殺生石