パソコンの液晶画面で見た記念すべき第一作。映画を選ぶべきだったか。。。出演は「ハムナプトラ」のレイチェル・ワイズと「スパイ・ゾルゲ」のイアン・グレン。ふたりとも経歴から抹消したいんじゃなかろか。まあブラックな展開で面白かったんやけどね。レイチェル・ワイズのプラチナ・ブロンドのおつむちょっとたらなさそうな秘書役ペチュラは見物。「私のブライアン」と泣いていたかと思うと、夜中の電話に「ブライアン?」と問いかける(ブライアンは行方不明という事になっている)。あんたらが殺したんやろー頭おかしくなったんかーと思ったら、「誰から電話がかかってくるかわからないから」という演技やった。やるやん。
4箇所よくできていたな。ドロシーがしらんしらんと言っていたゴルフバックは質に入れてたんかい。推測するにロンドン行きのチケットに化けたんだな。二つ目は犬のプルートがおいたをして死体であるブライアンの指をかみ切っちゃったから誘拐に見せかけようと思いつく所。指はタッパーに入れて冷蔵庫に大切に保管(残った大きい方はあのままで大丈夫か?)。三つ目はドロシーがペチュラに脅迫電話を掛けている最中、ペチュラに身代金の額を決めさせるシーン。大胆に100万ポンド(1ポンド190円として2億円弱)なのだ。四つ目は犬を使った身代金の受け渡しね。
要するに自分勝手な男達はすべて単独行動であるのに対し、非力な女(どこが非力やねん)ふたりはがっちりとタグマッチしていたという映画なのだな。