驚異のメキシコ〜メリダ、ウマン
 
Merida/Uman
 
 
メリダ、ウマン
 

 
メリダ
 


  ユカタン半島のほぼ中央に位置する、マヤ遺跡観光の拠点。コロニアル風の街にはのんびりとした雰囲気が漂っていて、ちょっと駆け足で急ごうものなら「何事が起きたのか」と人々が驚くほどです。  

   
モンテホ通り
メリダのメインストリートを夜の散歩。建国記念祭の時期だったらしく、通りのあちこちに電飾があり、ディズニーのエレクトリカルパレードのよう。ソカロ(中央公園)で少年少女の合唱をやっていたりと賑やかでした。スコールでやられた一眼レフに代わってコンパクトカメラで撮ってみました。
   

       
 
熱帯の果実
ホテルのバイキング。デザートコーナーにはドラゴンフルーツ(中央)やスターフルーツ(手前)など、日本ではあまり見られないトロピカルな果物が山盛り。さすが熱帯。
 
恋人達の椅子
メリダ名物その名も「恋人達の椅子」。向かい合ったふたつの椅子を一体化させた、何とも奇妙な形です。街のあちこちで見かけましたが、いつも空席だったような気が…。
 
メキシコ万歳
メリダに限らず、左から緑、白、赤のこのデザインは旅行中によく見かけました。国旗の色なんですよね。やっぱり建国記念祭期間中だったからかな。
 

   
ソカロ
ソカロに面した州庁舎は2階がギャラリーになっていて、マヤ文明をテーマとした壁画が飾られています。中庭ではイベントが行われていたりして、夜だというのに大勢の人で賑わっていました。中東のドネルケバブのような屋台も出ていて、お祭り気分に一役買っていました。
   

 

 

カテドラル
遺跡と同じく森に沈む街、メリダ。街の中心に位置するソカロを取り囲むように行政庁とカテドラル(大聖堂)が建っています。メキシコの都市はどこも同じ造りですね。このカテドラルは16世紀に建てられたもので、装飾を排した重厚な外観が建物の壮大さとあいまって歴史を感じさせます。
     

       
 
オーラン病院
実は日本人ゆかりの地メリダ。野口英世が黄熱病の研究のために一年間滞在していたのです。知ってました? 彼の功績を称え、病院の庭に小さな銅像が建っています。
 
テレビ撮影
マヤのモニュメントが置かれた広場でテレビの撮影をしていました。警察官っぽい衣装のユカタン美女が交通整理よろしく腕を折り曲げてポーズ。何に使う映像なんだろう。
 
チャックモール
バスの車窓から見つけたレストラン。「かに道楽」のカニ模型みたいなものですかね。わかりやすい目印ではあります。遺跡ではありません。念のため。
 

 
ウマン
 


  メリダからの道すがら、ちょっと途中下車。市場を中心とした小さな田舎町ですが、素朴なユカタンの日常を垣間見ることができます。  

       
 
タクシー
自転車の前に客席を取り付けた、人力車のようなタクシーが走っていました。買い物に向かう人たちのちょっとした足代わりになっているようです。
 
教会
樹々の向こうの建物のあたりがこの街のソカロなのでしょう。人口の割りに道幅が広く、のんびりとした時間が流れていました。眺めていると眠くなってくるな。
 
スーパーマーケット
屋根付きの建物の中では主に日用雑貨品が売られていました。歯磨きとかタワシとか。生鮮食料品はむしろアーケードとなった屋外の方が充実していましたね。
 

   
市場
まだ朝の10時だというのに、市場はどこも大変な賑わい。聞けばメキシコの主婦は主に午前中に買い物に来るのだそうです。カメラを向けるとサービス精神旺盛なおじさん(右)がミカンを山の形に積んでくれました。途中、何度か崩れたものの、最後はこんな山盛りになりましたよ。
   

   
トウガラシ
メキシコの野菜はどれも色が濃くて鮮やか。太陽をいっぱい浴びているからでしょうか。中でも目に付くのが、一見ピーマンのようにも見えるトウガラシ。赤、黄色、緑、大きいのから小さいのまで、色といい形といい本当にいろんな種類があります。一般的には小さいものほど辛いそうです。
   

   
肉屋
豚専門、鶏専門と、種類ごとに分かれた肉屋。そのものずばり皮を剥いだ姿のままが店頭に並んでいて、迫力あることこの上ない。お面みたいに見えますが、本物の豚の頭です。意外と大きいですね。おじさんもカメラに応えて包丁をシャカシャカ鳴らしてポーズ。撮られ慣れてるなあ。
   


   

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