ヘル・アンド・ヘヴンを発動する際、ガオガイガーやガオファイガーなどの右手に集中される攻性エネルギィと、左手に集中される防御エネルギィを融合する際に唱えられるキィワード。これにより、ガオガイガーやガオファイガーは全システムのリミッターを解除して、最強の攻撃システムであるヘル・アンド・ヘヴンへと移行することが可能となるのである。
当初、ガオガイガーに搭乗していたＧＧＧ機動部隊隊長獅子王凱も含め、地球の人々にとって、それは意味不明の、しかしギャレオンによってもたらされたＧストーンとそれに伴うオーバーテクノロジーを地球人の手で再現するためには必要なキィワードとして認識されていた。換言すれば、意味はわからなくとも、このキィワードを入力する事で、オーバーテクノロジーの全てを理解せずとも、ガオガイガーはヘル・アンド・ヘヴンを使用することが出来たのである。
しかし、後に木星決戦において「Ｇストーンの本当の使い方」を理解したマモル少年が、マスタープログラムを浄解する際にこのキィワードが、「ふたつのちからをひとつに」という意味合いのものである事を明らかにしている。
なお、この段階では、キィワードとしては不十分であり、Ｇストーンの最大出力を発揮する真のヘル・アンド・ヘヴン発動には、更に「ウィータ」という語が必要とされる。