エヴォリューダー・ガイがファントムガオーとフュージョン、変形することで完成するメカノイド。開発コンセプトは「ガイガー以上のガイガー」であり、ガイガーを遥かに上回るスペックを記録していると思われるが、スペックの詳細は現在不明。
ガイガーと同様に武装は腕部のファントムクローのみで、優れた敏捷性を活かした格闘戦を主体に戦う。最大の眼目となる機能はファントムガオー自身に搭載された光学迷彩「ファントムカモフラージュ」である。これはボルフォッグに搭載されていたホログラフィックカモフラージュとほぼ同様のもので、光を屈折させることで周囲の景色に溶け込むことができる。これによりガオファーは優れた隠密性を発揮するのである。また単機でファントムリングを展開できるとの未確認情報もある。
ガイガーと同様に腕部にドリルガオーUを分割装備した「ドリルガオー装着モード」、背面にステルスガオーVを装備した「ステルスガオー装着モード」をとることもできる。
ドリルガオーU、ライナーガオーU、ステルスガオーVの三機の新ガオーマシンとファイナルフュージョンして、ファイティングメカノイド・ガオファイガーとなる。その際ファントムチューブを発生させると同時に、プログラムリングを展開する。各ガオーマシンはこのプログラムリングを機体内に取り込むことで、ファイナルフュージョン・プログラムを実行に移すことができるのである。
このようにガオガイガーとは異なった合体システムを採っているが、新ガオーマシンが使用不能となるなどの緊急時に対応すべく、旧ガオーマシンとのファイナルフュージョンも可能であるとされている。そのため、おそらくはジェネシックマシンとのファイナルフュージョンも物理的には可能であろう。しかし、ジェネシックマシンが互いにジェネシックオーラの連動によって運用されるならば、ジェネシックオーラに適合性を有しているか不明であるガオファーが必ずしもジェネシックマシンとの合体が可能であるとは限らない。しかしGストーンがGクリスタルから精製されたものであるならば、ガオファーに搭載されたGストーンもジェネシックオーラに適合する可能性は十分にあり、ジェネシックマシンとのファイナルフュージョンも不可能では決してないはずである。
分類 G−stone Drived
Brave Robot Next
型式 可変メカノイド
全高 22.3m
乾燥重量 55.6t
全備重量 105.3t
搭載AI型式 獅子王凱
GSライドクラス 機密
構造 モノクリスタルメタル
動力 ウルテクエンジン・Gドライブ結合
出力 計測不能
推進機関型式 腰部Gインパルスドライヴ
最高飛行速度 650km/h(大気中)
フュージョン所要時間 機密
バリアシステム Gパワーバリアシステム
物理防御システム レーザーコーティングウルトラG装甲
武装 ファントムクロー
備考
ガイガーに替わるスーパーメカノイドの核として開発された新型可変ガオーマシン。ドリルガオーU、ライナーガオーU、ステルスガオーVとファイナルフュージョンすることによりファイティングメカノイド・ガオファイガーとなる。