GGGの設立の伴い定義された装備型式の一種。Mechanic
Androidの略。人間(エヴォリュダーなどの進化人類をも含む)、あるいはサイボーグとAI制御によるマシンの融合体、または人間(エヴォリュダーなどの進化人類をも含む)、あるいはサイボーグを中核として運用される人型汎用装備を指し、GGGではガイガーやガオファー、ジェネシックガイガーなどがこれに該当する。またGGG外に眼を向ければソルダートJがJバードとフュージョンしたジェイダー、パルパレーパを中核として運用されるケミカルマシンの変形体であるパルパレーパ・プラスなどの例をあげることができるだろう。これらは中核となる個人の身体とマシンとが合一化しているために、マシンを文字通り思うがままに運用することが可能となるのだ。GGGではここから更にサポートマシン群と合体したメカノイドをスーパーメカノイド、ジャイアントメカノイドなどと呼称しているほか、その用途に応じてファイティングメカノイドなどの呼称を与える場合もある。
メカノイドは知性体が有する瞬間的な判断能力や応用能力、発想の転換、咄嗟の機転をダイレクトにマシンに反映することができる特徴をもち、それゆえにAIロボットを上回る状況適応能力を期待できるほか、その意志や感情に反応してパワーを引き出すことのできるGストーンやJジュエルを発動機として運用されるマシン群においては有効な制御方法であるといえる。しかし、メカノイドの多くは身体の多くの感覚器官、視覚、聴覚、触覚がマシンの各機能に対応している為にマシンの破損や機能不全が中核たる個人にフィードバックされてしまうという欠点がある。すなわち機体の完全破壊は、時としてその中核たる個人の死を意味するのである。
このシステムの起源が三重連太陽系にあったことは想像に難くない。苦痛と死を背負うメカノイドシステムは三重連太陽系においてはなんらかの宗教的な意味合いを持っていたのかもしれない。
なお、ゾンダーもまた知性体を中核、コアとして運用されるマシンの総称である以上、広義にはメカノイドと呼ぶことができるかもしれない。
ちなみに狂気の生体工学者・破嵐創造が生み出した「エゴと肉体を強化した新人類」とはまったく無関係。