ファイナルフュージョン・プログラム

   メカノイドガイガー、あるいはガオファーと三機のガオーマシンとの合体、すなわちファイナルフュージョンを制御するプログラムのこと。GGG長官の承認を受けて機動部隊オペレーターである卯都木命が起動ボタンを押すことで実行(ドライブ)される。当初はギャレオンの構造などが完全に把握されておらず、プログラムも不完全なものであったためにファイナルフュージョンそれ自体がガイガー、および三機のガオーマシンにとって大きな負荷であった。しかし、2005年にEI−02が出現して以来、戦闘経験を重ねたGGGはファイナルフュージョン・プログラムを徐々に改善させていき、最終的には機体にかかる負荷を当初よりもおよそ37%軽減することに成功している。
   ガオファイガーのファイナルフュージョン・プログラムはガオガイガーのそれを踏まえた上で開発された。その特徴は「プログラムリング」の展開にある。これは開発者であるアルエットが考案、提唱したもので、ガオファーがファイナルフュージョン時にこれを展開、ガオーマシンに取り込ませることで、ガオファー及びガオーマシンに自機の現在位置と他機との相対距離、および速度を報せる。これによりガオーマシンの軌道は1/1000秒単位で微調整され、プログラムをより安定的にドライブさせることができるのである。