林 将之　HAYASHI Masayuki

樹木図鑑作家／植物図鑑作家／編集デザイナー／環境ジャーナリスト

1976年、山口県田布施町生まれ。このきなんのき研究所所長。千葉大学園芸学部卒業。
造園設計を学んでいた学生時代に、既存の樹木図鑑が分かりにくいことに疑問を抱き、葉で木の名前を調べる方法を独学し始める。葉をスキャナで直接スキャンする撮影法を開発し、全国の森を巡り10万枚以上の葉を収集＆スキャン。東京の出版社に勤務後、02年に独立しフリーランスに。葉による樹木の同定を専門とし、初心者にも分かりやすく木や自然を伝えることをテーマに、執筆、編集、デザイン、植物調査、観察会、講演会などを行っている。シカ問題など森林生態系、木材・食料自給率の向上、自然との共存や教育に関心が高い。

著書は20冊以上。デビュー作『葉で見わける樹木』（小学館）は累計12万部を超える図鑑分野のベストセラーに。続く『樹皮ハンドブック』や『紅葉ハンドブック』（文一総合出版）は、日本初の樹皮図鑑や紅葉図鑑として注目を集めた。『樹木の葉』（山と渓谷社）は、葉の同定方法を日本一詳しく解説した集大成図鑑。『沖縄の身近な植物図鑑』（ボーダーインク）や『琉球の樹木』（文一総合出版）は、我ながら完成度が高いと感じる図鑑で前者は沖縄書店準大賞受賞。『おもしろ樹木図鑑』（主婦の友社）は小学生＆初心者にイチオシ。エッセイ『葉っぱはなぜこんな形なのか？』は和歌山県立高校や開智学園中学の入試問題に出題され、シカ・クマ・オオカミにも言及。近年は、対戦ゲームが楽しめる『やんばる葉っぱカルタ』を制作したり、タンザニアの植物も取材中。

千葉、神奈川、山口、広島、沖縄と移り住み、2023年より山口県の実家にUターン。

●モットー
行雲流水／常識を知って常識にとらわれない／客観的に楽観的に

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旧ブログ「街森研究所」

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