「ブレードの研ぎ方」
購入したばかりのスイヴェルナイフのブレードは、切れ刃の角度や研磨の状態が整っていません。まずは、自分で研ぐことが必要です。
ブレードの研ぎには、角度調整器具を使用します。この器具により角度を一定に保つことができます。初めての人でも、精度の高い研ぎをすることができます。
ブレードの切れ刃の角度は、一般には60度くらいだと思います。60度に研ぐことができるように、角度調整器具のブレードを差し込む軸の位置を調整します。
60度と言ってもいちいち角度を測る必要はありません。必要な角度にするための、刃先の位置までの寸法を決めておけばいいのです。
私の場合は、写真のように刃先までの位置を測った時に、33.5ミリに合わせます。実際のところ、33〜34ミリの範囲で合わせておけば、ほぼ60度の切れ刃角に研ぎあがるはずです。(ブレードにより刃の長さは異なります。それぞれのブレードを研ぐ時には、必ず寸法の確認が必要です。)
角度調整器具は仕様がずっと変わっていないはずなので、同じような寸法調整でいいと思いますが、念のため角度の確認はしてくださいね。
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