このコンテンツは、防音についての説明とは全く関係がありません。
しかし、お子様をお持ちの方に、是非ともご覧頂きたい貴重な情報ですので、ここにご紹介致します。
ピアノテックス等の防音装置は、大きな箱に梱包されています。
大人にとっては取付後単なる「ゴミ」になってしまうこの「箱」ですが、子供たちにとっては絶好の遊び道具と化します。
家に見立てたり、ロボットを作ったり、子供たちの発想は大人の想像力を遙かに凌ぎます。
「これで遊んでいいよ。」と声を掛けると、どの子もみんなまず中に入りたがります。
そして何やら作戦(?)を練った後、壁に色を塗ったりドアを切り取り始めたり、その発想の豊かさにはいつも心を打たれます。
ある幼稚園の調律時に先生から教わったこのアイデアですが、どんなお子様でも必ず新しい発想を見せてくれるので、
その貴重な力作をここでご紹介していきたいと思います。
今日まで10件ほどの「作品」が誕生していますが、そのすべてを写真に記録しておかなかったのが非常に悔やまれます。
今後順次増やしていきますので、皆様どうぞご期待下さい。
さて、記念すべき掲載第1号の方からご紹介しましょう。
『ヤドカリ君』作品第1号 埼玉県YY様


以下、お客様から頂いたコメント(抜粋)です。
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遠いところお越しいただき、また、大切なピアノの音色を素晴らしく引き出して頂いてどうもありがとうございました。
ライトテックスもつけたことですし、これからも近所に気兼ねなく、自由に思いっきりピアノを弾けることをとても嬉しく、楽しみに思っています。
昨日のライトテックスの箱で子供達が家を完成させました。
小さいながらも住み心地は抜群のようです。
子供達って暗くて狭いところが好きなようで、作ったお家を壁にくっつけて、外からの光が入ってこないようにし、
中に懐中電灯やらおもちゃやらを持ち込んで遊んでいます。秘密基地のようなものですね。
時折、窓やドアから顔を出して外の様子をうかがっているので、子供達のことを「ヤドカリ君」と呼んでいます。
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ドアや窓、それに煙突や表札まで付いているところが本格的な「お家」ですね!
調整上、私が床(?)を切り取ってしまったので、遊べなくなったかと思い心配でしたが、見事なお家を完成させてくれました。
『調律さんの絵 』作品第2号 東京都 JA様

最初はまじめに読書です

お絵かきタイム…
ライトテックスが来る日を、違う意味で楽しみしていた(?)Mちゃんです。
この日は、中に入って遊んだり、勉強したり、絵を描いたりしているだけでしたが、今はきっと素敵なお部屋(?)が
完成していることでしょう。
後日、お母様から<完成>のご報告をいただきました。
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ところで、ダンボールの空き箱ですが、相変わらず時々中に入ってはゴソゴソと色々なことをしたり、中からテレビを見たりしています。

見て見て!できたよ!

次はそろばんの時間!
2枚目の写真は、わざわざ添付するのもお恥ずかしいのですが、「調律さん」の絵です。文字は少し読みづらいのですが、 「ぼう音そうち」「カバン」「ネジ」と書いてあります。彼女にとって一番印象に残ったものだと思います。 最初に見たときには、ちょっと笑ってしまいました。

完成したおうちでピース

調律さんの絵(嬉)
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ライトテックスの裏側には、助響板という音色劣化防止の突起があり、取付時にこれを<起こす>のですが、
お嬢様がこの作業を手伝ってくださったので、きっと印象に残ったのでしょうね。
それにしても、防音装置、大きなカバン、取り外したネジ…う~む、なかなか鋭い観察力です。
私が似ているかどうかは秘密ですが、手にはちゃんと調律用のハンマーを握っているではありませんか!(嬉)
調律に伺うと、お子様は興味津々で近づいてきますが、こうして見せて差し上げることは、学校では教わらない
貴重な体験であり、これも大変重要な仕事であると、改めて感じた作品ですね。
露店商人!? 作品第3号 神奈川県 JS様

「こういう発想もあったか!」と、またまた驚いてしまった作品です。
箱の中に入って遊ぶという点では、ほかの皆さんと共通していますが、K君はふたを露店の陳列棚に見立てて、商売を始めてしまいました。
(写真左下には、店名を書いた「看板」(?)があります。)
作業中の私の元へ、自作の紙幣や割引券を持ってきて、客が来るまでずっと呼び込みを続けているので、
その気力に負けて買い物をすることに…。大事な物ほど値が張るようで、その商品説明は大人顔負け。
客足が遠のくと、どんどん値を下げていき、最終的には半額閉店セールになってしまいましたが、現実の商店経営について、
子供なりによく理解しているものだなあと、そういう意味でも感心させられた一枚です。
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最後に、掲載写真をいただきましたお客様に、この場を借りて厚くお礼申し上げます。