全てのマンションは廃墟になる |
- 榊淳司著 - を読む |
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過激な表題であるが、実際にマンション関係に関与してる人の生の声。
現実に築40数年のマンションに住んでいると納得することが多い。意外と正しいかも。 |
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今の日本のマンションで天寿をまっとうしたマンションはない。
「天寿をまっとうするとは!」
建物が老朽化して住めなくなったあと、区分所有者全員が取り壊しと跡地の売却に合意。売却したお金を専有面積割合で配分して、管理組合を解散する。」
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管理組合というものは、その組成のあり方からして内部で争いが起きやすい組織体。
「予算や許認可権限持っているところは、しっかりと見張っていないと必ず悪いことをする輩が出てくる。」 |
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マンションを私物化する悪徳理事長
・賃借の入居者を管理組合が審査する。
・組合に顧問弁護士
「理事長の管理組合私物化を法的に守るという用心棒的な仕事」
・リフォームには管理組合の承認が必要。
リフォーム業者は指定業者しか使えない。
・預金通帳の開示→拒否。
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反対運動も、権力の乱用で押さえつける。
「5分の1条項」を使い臨時総会にこぎ付けた。
「自分の解任決議案を議論する臨時総会に出てき議長宣言。委任状の議決権行使、解任決議案を秘訣。
※現在の区分所有法では、理事長の悪意専横を阻む規定はほとんどない。 |
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理事長が管理組合を私物化した場合
・規模が100戸を超えると1人の人間が並みの暮らしを送れ、
・200戸を超えると家族を養うことさえできる。 |
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