<忘れてしまっていた土の匂いの溢れる国>

心安らぐラオス



(ラオス北部少数山岳民族のアカ族の少女達)

アジアの中で、20世紀文明に取り残されてしまった国の一つであるラオス
ベトコンの後方補給路を断つと言う名目の為に、60、70年代にベトナムの
2倍以上の爆弾がアメリカ軍によって投下されたと言われている
しかしながら、ここで接する人々の笑顔にはその傷跡が微塵も感じられない
皆明るく、正直で、少しはにかみを持った愛くるしい人々である
500万人に満たない小国なるが故に、ベトナム、中国、タイの大国に囲まれて
好むと好まざるを得ず、生き残る為の選択肢として共産主義(パテトラオ)を
選択せざるを得なかったと思われるラオスは、長い内戦の時期を脱して
20世紀の終わろうとしている最後の5年間にやっと鎖国の扉を開いた
長い鎖国の状態が、幸か不幸か我々先進国といわれる国々が
過去に置いてきてしまったアジアの原風景を至る所に留めていてくれる
その原風景とは、人々の笑顔、施しあう心、時間に逆らわない生活
そして日本同様、国土の8割以上を占める美しい山岳地帯の豊かな自然
我々が日常生活の中で忘れ去ってしまった潜在意識の中の原風景が
ラオスを訪れる人々にこの上ない安らぎを与えてくれる

2/2〜14, 2002


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