ヴァンヴィエン | |
(朝靄の中のナムソン川と山々) |
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![]() ルアンパバーンでの文化的な香りの後に、再び風光明媚な地ヴァンヴィエンにやってきた。ここは”ラオスの桂林”と呼ばれ、沢山の観光客を集めている。勿論ホテルなどもヴィエンチャン並に高く、狭い街は欧米人の観光客で溢れている。 宿は川沿いの最高の景色が眺められるバンガロー風ホテルに奮発して泊まった。($18/泊)そのレストランからの眺めは最高で、朝から夕方までのんびりと頭の中を空っぽにして変化する景色を眺めやった。 |
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![]() 今朝、ジョギングで川の向こうの山の中を探索しようとこの橋を渡ったら、橋の中央の小屋で通行料($0.1)を要求された。あいにくお金を持たず出かけたので、ここでストップ。お金を取りにホテルに戻る羽目となった。 この写真では、自転車を担ぎ上げて川を横切っている人がいるが、結構多くの人が通行料節約の為川の中に入って横断している。 |
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![]() 夕暮れが近づくと、女性の一団が街からナムソン川に向かう。そしてシンを纏ったまま川の中に入って行水を行う。澄んだ水と、夕もやが漂い始めた河原で社交場の様に繰り広げられる行水は観光地の風物詩でもあるようだが、果たして今後何時まで続くだろうか? 写真の右端には、5kmほど上流からタイヤチュービングで川下りをして来た観光客が近づいてきている。(2月でも、日中は30度を越す) |
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![]() 宿泊しているホテルのレストランの名前が”サンセット・レストラン”。 名前に違わず素晴らしい”サンセット”が堪能できる。 女性達の行水の後で、夕もやがたなびき始める頃、太陽が山の端に沈みかかる。でこぼこした岩山と、鏡のような水が織り成す夕暮れのスペクタクルは圧巻だ。 |
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![]() ここは風光明媚で、欧米の観光客も多く「トレッキング・ツアー」が盛んだ。 今日は、朝9時からツアーに参加して、ケーブやモン族の部落を訪れることになった。この板橋を渡るとモン族部落に入れる。 モン族は、ベトナム戦争でアメリカ軍に味方し敗戦の憂き目に遭って、後のパテトラオ共産主義政権から冷遇されているとのこと。 |
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![]() ヴァンヴィエンは首都ヴィエンチャンに近く、風光明媚でもあるため、観光客がたくさん訪れる。その為、せっかくのラオスの良さである”純朴さ”は早くも失われつつあるかのようだ。 町も観光に整備が追いつかず、余りサービスの質が向上しないまま、料金の高騰を呼んでいるようである。(但し、我々にとってはそれでもかなり割安だが) |