ノンキャウ | |
(桃源郷:ノンキャウ) |
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![]() ムアンクアからのスローボート(スピードボートもあるが、音がうるさく船旅の楽しみに欠ける)で山峡を100km程川下りして”桃源郷”ノンキャウに到着。($4/ボート) 船の同乗者は、フランス人4人、韓国人2人、ベルギー人に私の8人。何故かアメリカ人はここラオスの奥地では余り見かけない。ベトナム戦争時、ラオスへの爆弾投下の影響か? 今日はここで一泊だ。($1/泊) |
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![]() ナム・ウー川は人々の生活にとって中心的な役割を占めている。交通路であり、行水の場であり、漁場でありと。そして子供達にとっては、絶好の水遊び場だ。 ここは最近観光客が訪れるようになったので、子供達も半分ぐらいはパンツをはくようになったが、スッポンポンの子供も多く見かける。2月であるが日中は気温も30度ぐらいまで上がるので、どこでも子供達が水遊びしている。 |
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![]() ジョギングで少し奥地まで入って行った。道端にきれいな湧き水の出ている場所がある。そこがこの部落の水場だ。少女達が水汲みに行き来する。(何故か男性はやらない) 水場に行くと、若い女性が2人行水をしていた。ここでもシン(女性用の長い腰巻)を巻きつけたまま行水しており、さすがにカメラを向けることは失礼に当たると思い遠慮した。(残念) |
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![]() 粗末な農家のあばら家。庭には溜池が掘ってあり、そこにアヒルや七面鳥、鶏が遊び場にしている。椰子やバナナが生い茂り、きれいな花が咲き乱れている。確かに家屋は粗末だが、何と優雅な佇まいであろう! |
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![]() 更にジョギングの歩を延ばし、山奥まで入って行くと棚田で田植えの最中だった。しょっちゅう休みを取りながら、慌てる様子もなく賑やかな笑い声が山間にこだまし、楽しそうに田植えをしている。何故かここでも田植えをしているのは女性だけだ。男性は細いあぜ道を伝って、苗の運びだけしかやらない。 山岳地帯の多いラオスは至る所に棚田がある。畦道も、棚田の水確保の為だけの役割の為か細い。耕運機などは全く前提としてないで、全て人力と水牛に頼っているらしい。 |
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![]() 田植えの傍らで、男達が酒盛りしている所に出くわした。「何処からきた?」(多分)と言っているようなので、「ジャパン」と言うと、好意的な笑顔が帰ってきた。ラオラオ(ラオスの焼酎で40度以上)を持ってきて一緒に飲めと言う。ジョギング途中だからと断るが、断りきれずに一杯頂く。「キツイ!」 ジーンと腹にアルコールが染み渡る。すると次の人も又注ぎに来る。 早々に退散しないと、酔っ払ってしまいそうで、帰りのジョギングを心配しながらパチリ!。 |
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![]() ノンキャウの数少ない名所はこのケーブなのだが、入口は丸木橋を危うく渡って、バー(横木)を乗越えて、細い田んぼの畦道をバランスを取りながら進み、やっとケーブの入口に辿り着く。 まさかこんな土田舎のケーブなので入場料はただかと思ったら、女の人が番をしていて入場料を徴収。(但し、$0.1/人) |
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![]() 夜は、9時に電気が消灯になるので、早めの夕食を取ろうと、6時頃から川辺のテラス・レストランでビア・ラオで乾杯。 カナダとベルギーからの若い女性。ボート同乗者のフランス人と韓国人2人。外国の地では直ぐに親しくなれる。「さー明日の旅をどうしよう?」と情報交換の場でもある。フランス人と私は、明日もルアンパバーンまでの100km余をボートで移動したい。しかし、定期のボートは無いので、ボート一艘を雇うことになる。人数を多く集めたほうが一人当たり料金が割安になる。 静けさの中に闇は徐々に深くなって行き、降るような星空を眺めながら、消灯に間に合うようにレストランを後にした。 |
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