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13.ザック
2005年2月作成
2006年6月追補
ただし、背中の着衣が汗で濡れるとこの汗が主気室へ簡単に浸入してくるのが大きな弱点です。さかいや製のザックにはこのようなことが無かったので、調べてみたのですが、バック側の縫い目が濡れた着衣に直接触れる構造に問題がありそうです。
たたんだり丸めたりせずに、上の写真の容量35リットルのザックにそのまま収納することができ、これまで硫黄岳と天狗岳の2回の山行に使用しました。特に可もなし不可もなしといったところですが、強いて言えば、衣服などを取り付けられるバンジーコードが付いていると、私には都合が良いと思っています。ところで重量ですが、我家のはかりで量ってみると382gありました。ウーン・・・・・ |
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日帰りの山行に使用していたザック(一番上の写真b)がだいぶくたびれてきており、とうとう皮製のハンドルがハトメの部分で切れたので、新しいザックを購入しました。このザックは過去にもハトメの交換修理をしたことがありますが、修理代が馬鹿にならない金額だったので、今回は新品を購入することにしました。軽いこと、着衣を脱いだ際、簡単に取り付けられる機能があること、などを条件にして、選んだのが左の写真のザックです。
昨年11月の鍋割山の山行から使用していまが、バックレングスがこれまでのザックより5cm以上長くなり、随分背負いやすくなった感じがしています。まだ、大汗をかくような山行には使用していないので、汗に対する背面の防水性能がどの程度か良く分かりませんが、カモシカの35リットルのザックよりは、優れているようで、今のところ主気室内が汗でぬれたことはありません。 |
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このザックは、縦長の主気室1つだけのシンプルな構造です。モンベルのハイドレーションシステムに対応しているためか、水筒やペットボトルは主気室内に入れるか、上蓋と本体の間にしか入れることができません。また、麦藁帽子をかぶると後ろのひさしがザックのトップに干渉するのが私にとっては難点です。これを除けば、汗や雨に対する防水性能はかなり期待できそうですし、なんと言っても背負い易いのが長所です。 |
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購入したザックはモンベル・フラットアイアンパック23で、容量は23リットルです。カタログ重量は530gですが実測重量は500gでした。実測重量がワンサイズ小さい(20リットル)女性用のザックのカタログ重量と同じだったので、間違えて購入したかと思いましたが、寸法を確認して間違いないことを確認しました。ザックの重量はこれまで使用していたザックのそれの半分で、0.5リットルサイズのペットボトル一本分の重量減になりました。モンベルの小型ザックには通常ザックカバーが内蔵されていますが、重量軽減のためかこのザックには内蔵されていません。このザックにあわせてザックカバーも購入しました。 ザックの生地は薄手で一見華奢なイメージを与えます。ポールループと称して、トレッキングポールを使用しない間一時的に取付ける機能や0.5リットルサイズのペットボトルを収納できるショルダーポケットが両方のショルダーベルトに付いているなど、これまでのザックになかった機能がいくつかあります。 箱根の丸岳の山歩きで始めて使用しました。行動中の飲み水に使用する0.5リットルのペットボトルをショルダーポケットに入れてみたのですが、未だ慣れないせいか使い難いので、サイドポケットに入れて歩きました。ショルダーポケットにはペットボトルの代りに登山用地図アプリをインストールしたアイホンを入れてみました。出し入れなどがスムースにできて、当りでした。その他の機能はこれから確認するつもりです。 |
14.ザックカバー
2005年2月作成
山ではまだ本格的な雨に降られたことが無いので、使ったことがありません。ですから、実際の使用感は分りません。使用頻度は余り高くない用具ですから、山に持参する際は、救急袋等、使用頻度が同様に少ない用具と一緒のスタッフバッグに入れています。 2011年8月追補
12月に購入したザックにあわせて、ザックカバーも購入しました。というより、モンベルのポイントがたまったので、ポイントで購入しました。なんとなく得をしたような気持ちになります。ザックが黒色だったので、目立つ赤色にしました。 |
15.トレッキングポール
2005年2月作成
1:トレッキングポール (レキ、マイクロアンチELS、290g) 2:収納袋 3:無雪期用バスケット、チップ 4:ポールグリップ Aの収納袋は交通手段にバスや電車を使う際、車内で使用するつもりで購入しましたが、使用したのはまだ1度です。トレッキングポールを購入する際、オールカーボン製で非常に軽い国産のトレッキングポール([株]キザキ製、重量:158g)に気を惹かれたのですが、最終的にはスペアパーツが入手し易い、レキの製品を選びました。 私が現在使用しているトレッキングポールは、写真のようにシングルタイプです。私はカメラのケースのベルトを右肩に掛け、腰の左側にこのカメラのケース下げて歩きます。ペアタイプのトレッキングポールは、このカメラのケースが邪魔をして使い難いので、シングルタイプのトレッキングポールを使用しています。それと、両手をトレッキングポールでふさがれることに、抵抗もありました。 購入当初、その効果のほどについては半信半疑でしたが、使用しているうちに手放せないグッズになりました。私のような中高年者は、ちょっとした拍子にバランスを崩し、転倒します。トレッキングポールを使用すると旨くバランスが取れますし、バランスを崩しそうになった時、バランスを保持するのに、トレッキングポールはきわめて有効です。更に下りの時、体重の一部を支え、足への衝撃を減少させることにも有効です。
トレッキングポールは疲労や膝の負担の軽減に有効な用具ですが、写真を写す場合や両手を使わなければならない急斜面の登下降では邪魔になります。簡単に両手がフリーになり、また必要な時に簡単にトレッキングポールが手に取れるような用具があれば良いのですが、これがなかなかありません。左の写真は、このような目的のためのポールグリップです。上がレキ製でベルトなどに取り付けるタイプ、下がミズノ製で元々はザックに取り付けるタイプのものを、私が少し改造したものです。これらの用具を使って、山で何回か取りつけ場所や方法の試行錯誤を繰返したのですが、今ひとつぴったりせず、最近はあきらめ気味です。両手を長くフリーにしたい場合、昔ピッケルを扱ったのと同じ要領で、ザックと背中の間にグリップ側から差しています。差すのは何とかできるのですが、抜くときが一苦労です。 2022年10月追補
トレッキングポールは殆どの山歩きに持参するので、使用頻度が最も高い山の用具です。初めて登った高松山で使用したトレッキングポールを今でも使用しているので、200回ぐらいの山歩きで使用したことになります。擦り傷や塗装の剥がれが目に付くようになりましたが、今ではこのトレッキングポールにすっかり慣れ親しんでおり、他のトレッキングポールに代える気になりません。トレッキングポールの中に使われているプラスチック製の回り止め用のコマは消耗品なので、これが入手できる間はこれを交換して(過去に1回交換)、使い続けるつもりです。雪山以外では、ポールの先端に上の写真のCのポールグリップ(スリップレスラバー)を付けて歩くのが大半になったので時々無くなります。明神ヶ岳の山歩きでも無くしたので購入しましたが、値段が高くなっているのでびっくりしました。 |
16.手袋
2005年2月作成
山ではシーズンを通して手袋を着用していますが、特別なものは使用していません。写真
a は、防寒用で、左右いずれも通常の街中用のフリース製の手袋です。私は雪山にも行きますが、横浜近辺の2000m未満の山が主ですから、これで十分です。
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写真 a、防寒用手袋 | 写真 b | 写真 c、保護用手袋 |
私が使用している防寒用の手袋は、一般の街中用ですので、物をつかんだとき滑り易いのが難点です。予備として、写真
b に示す薄い皮製の作業用手袋を持参し、固定クサリやロープを掴むときは、ケースバイケースで、使い分けるようにしています。 写真 c は手の保護用として使用している手袋です。手の保護用の手袋は、厚手の手袋だと手袋をしたままデジカメのボタンやダイヤル操作ができなくなるため、薄手の手袋を使用しています。以前は、写真の右側の薄手の軍手を使用していましたが、最近は100円ショップで売っている、手袋を使っています。この手袋は、薄くて、デジカメのボタンやダイアル操作は問題なくできますし、手の平側に滑り止めがついているので、トレッキングポールの長さを固定する際、ポールをきつく捻ることができるので、便利に使えます。耐久性はありませんし、洗うと縮みますが、値段が値段ですから、気にはなりません。 |
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2012年4月追補
と、たかをくくって今年の2月に東天狗岳を登る際、渋の湯〜黒百合ヒュッテの間で、写真右の手袋を使用しましたが、この時は歯が立たず、途中で上にミトンを着用しました。 |