マダラチュウヒ♀成鳥
2014年1月29日,2007年1月19日 左から2枚ずつ同一個体
同一個体:2009年10月11日/12月13日
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写真113-116はマダラチュウヒ♀成鳥です.チュウヒ♀成鳥との違いはp.25に整理していますが上下面の識別ポイントを下記します.
下面:翼および胴体は白地で初列,次列風切,雨覆は暗褐色の縞模様.胴体は暗褐色の縦斑です(写真113,115).
上面:翼は灰色の地で風切羽と初列雨覆は暗褐色の縞模様,雨覆は暗褐色のまだら模様.胴体は暗褐色の鱗模様.臀部は幅広い白に茶色の点です(写真114,116).
雨覆の模様は変異があるとされています(10).
写真117,118は同一個体で♀4cyです.初列風切,次列風切,雨覆の換羽が完了していません.10月11日時点でP9は伸長中,P10は見えません.次列風切
は半分以上3cyの暗色羽です.雨覆も換羽中で羽が不揃いです(写真117).12月13日,およそ二ヶ月後に初列風切はすべて生えそろい,次列風切は2枚旧羽が残っています.
雨覆はほぼ成鳥羽の縞模様が表れています(写真118).このまま換羽が進んで5cyの3月までには写真113-116と同じような成鳥羽になると推測できます.
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