チュウヒ幼鳥

11月

12月

1月

2月
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　写真53-76はチュウヒ幼鳥（1cy-2cy2月）です．左から2枚ずつ同じ個体です．月ごとに分けています． チュウヒ幼鳥の初列風切上面は暗色の茶色，下面は指の部分は暗色で手のひらの部分は淡い茶色です． 次列風切は上下面とも暗色の茶色です．チュウヒは孵化してから5年目の秋に成鳥羽になります． 風切羽は1年に1回，夏から秋にかけて換羽します．従って干拓地で10月から3月までに見るチュウヒは 風切羽が変化することはありません．しかし，そのほかの羽衣は日々換羽しています． 写真を見ると風切羽以外はすべて羽衣が異なっています．しかし，大きく3つのグループに分けることができます．

1. 上面に白い模様がなく，下面雨覆と胸の白い模様が少ない
   53,54　57,58　65,66　67,68　71,72　
2. 上下面に白い模様があり，下面頭部と胸の間が茶色
   61,62　63,64　69,70　75,76
3. 上下面に白い模様があり，頭部と胸の白が繋がっている
   55,56　59,60　73,74　

　♂成鳥の下面は翼先端，後縁，頭部以外は白色です．♀成鳥は白色の部分はありません．換羽は成鳥羽に近づいていくことを考慮すると， 3つのグループの2が孵化して最初の羽衣で，1が♀，3が♂と推測できます．

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