帰国の日、ベイクラブをチェックアウトして、なじみのスタッフと声を交わしてから空港に向かう。
晴れているけれどかすんでいるような、来た時と同じような天気になっていた。

ハワイ島旅行記2009
その８

[8月21日　帰り道]

残念ながら帰りはエコノミーの普通席。
成田からの到着の飛行機が遅れているようで、何もないコナ空港で待たされる。成田から札幌への乗り継ぎ便を心配したが、チェックインもすんでいるので何とかなるだろうと楽観的。

ホノルル空港到着後、空港内の免税店に向かう。ちょっとした化粧品を購入するのに、いつもはワイコロアの小さなDFSに立ち寄っていたが、ここもできてから何年かで閉店してしまった。
搭乗口の近くの売店でマカダミアナッツのキスチョコを発見。あちらこちらで探していたが見つからずにあきらめかけていたものだったが、ようやく胸のつかえが下りた。

ホノルル空港は格段に人が多いので、急に新型インフルエンザが気になりだした。ハワイ島でほとんど気にするような場面はなかったが、戻ってからの反応に考えがおよんだ。いまだに海外旅行帰りの人の発症が報道されていた8月だった。

機内では最初のおつまみとドリンクのサービスがなくなり、気がついたら食事が配られていた。行きはビジネスクラスだったのでサービス低下に気が付いていなかった。
いっそのこと弁当持参でもよいのではないかと思うが、テロや果物、動植物検疫などを考えるとそういうわけにも行かないのだろう。
エコノミー席ではあったが、それでも日中のフライトなので体が楽だ。

成田に着いたのも1時間遅れ。
飛行機から出たところで、看板を持った係員が待っていた。何度かこういう光景を目にしたが、当事者になったのは初めてだ。名前が張り出されているのを確認したので申し出ると、乗り継ぎの時間が迫っているので急いでくれと、目立つようにシールを張られた。いくつかのポイントでどこを通過しているか確認され、次のステップに引継ぎされているようで、バゲージクレームのところでも、気がつくと係員が近づいてきていた。シールのおかげ？で税関もパスポートチェックくらいで質問もなし。国内線のカウンターにも無事到着し、余裕で乗り継ぐことができた。

千歳空港到着時刻はハワイ時間では真夜中。駐車場までの送迎バスにのり、無事に車を受け取り、久しぶりの右ハンドル車で自宅に到着。空港からは比較的近いのが幸いしている。

ハワイ島の余韻を感じながらも、旅行を終えて自宅の鍵を開けるとやはりほっとする。
また来年。次はどんな旅行になるのだろう。

▲上　コナ空港に到着したJAL機
▼下　畿内から見えたマウイ島
▲上　帰りの便の機内食についてきたドレッシングやお砂糖はハワイ柄でかわいい！
飛行機のシールは成田の出口で乗り継ぎが迫っている時に張り付けられたもの