この日もまたファーマーズマーケット。水曜日開催しているヒロに向かう。もっともマーケットもあるが、BICに行ってお土産を買ってこなくてはならない。

ハワイ島旅行記2009
その６

[8月19日　再びヒロ]

運転は私。順調に車を走らせホノムの街に到着。 ISHIGO'Sと書かれている昔ながらの建物に入っているジャムのお店に立ち寄る。昨年送っていただいたダイレクトメールを見せると、「それからまた種類が増えたのよ！」と新しいものをくれる。ジャムは種類が多く、おまけに試食も相当試しているので、今まで何を購入したのか覚えていないほどだ。
ふと見るとオヘロベリーのジャムがあったので珍しさでそれを購入した。オヘロベリーはハワイの固有種で、扱いも別格。他の倍以上の価格になっていても貴重品！
私が店に入った頃はそれほど人がいなくても、その後どんどん人があふれる･･というのは妙によくあること。ファーマーズマーケットのお店もしかり、このジャムやさんもそんな感じになって、あっという間にどんどん入ってくるアメリカ人観光客でにぎわっていった。

ホノムの後はヒロに向かう。
シグゼーンのお店で、今年は夫のシャツを購入した。ここは厚手のコットン生地が有名だが、麻のシャツが出ていて、さらさらして気持ちよさそう。プルメリアの柄の女性用のシャツがあったが、なんと花が黒。売っているお店の人たちの間でも「黒だよ～!」とちょっと話題になっていたようだ。

ヒロのファーマーズマーケットは相変わらずにぎわっている。野菜店が多く、フィリピンや中国系の人たちが多い。沖縄の名護のチョコ餅はヒロから材料を持ってきているらしいが、アジアとハワイが合体したようなそんなローカルなお菓子も売っている。
道路を渡った向こう側、雑貨などのお店では、いくつか日曜日のマクウで見かけたお店も出ていて、石鹸屋のお兄さんも店を出していた。

ファーマーズマーケットのTシャツやエコバッグの$1割引クーポンを持っていたが、一通り回ったもののどこに売っているのかわからなかった。帰り道で裏を通ったら、偶然事務局を発見！クーポンを出してエコバッグを購入。
気になったのが事務所に張られていたポスター。マーケットの新構想のように見えたが、ビルになって隣と歩道でつながって・・いつかこんな建物になってしまうのだろうか？？

タイ料理でランチの後、向かったのは雑誌で見かけて興味を持ったヒロ大神宮。
お盆は神社にとっては特にお参りのシーズンではないので他には参拝の人もなかった。簡単にお祈りでもして･･と思って見るとお賽銭箱は建物の一番奥。教会風の建物で、真ん中に通路、両側に椅子が並んでいる。ふと、ここでは靴はどうするんだろう？と悩んでしまい、事務所の方に向かおうとしたところで、うろうろしている私たちを発見したのか、宮司さんが登場。お顔は雑誌で見覚えがあったが、衣装は和服ではなく、シアトルマリナーズのイチローのTシャツ。雑誌で見たときよりはるかに若く見える。
仕事柄、話上手。「ありがたい」というよりも、楽しく明るい話だった。ここを訪れる人は明るく幸せな気分になって帰ってほしいという、親しみやすい宮司さんだった。

大神宮を後にしてビッグアイランドキャンディーズに向かうと、ちょうど観光客の集結時間。日本人はもとより、メインランドからの観光客も目立つ。
いつものように大量買して、今回のポイントカードのプレゼントは白いエコバッグをもらう。
入り口で配るのサンプルを、帰りにももうひとつお願いしてもらってしまった。コーヒーのお代わりなどお願いするのは得意技かも。
またしばらく見られないと、景色を目に焼き付けるようにヒロを後にする。

帰り道、ホノカアに立ち寄り、JJでビッグアイランドビーフを購入。映画、ホノカアボーイにも登場していたお店はその後、ホノカアの中心から商店街の一番はずれに移転したようだ。コンビニ風のお店は肉屋に見えないが、コンビニにしては妙に立派な冷蔵ケースが目をひく。お手ごろなお肉を購入。
コンドでちょうどミディアムレアに焼きあがり、肉のおいしさをかみしめた。

▲上　オールドカーがよく似合うホノムの街
▼下　いろいろな「ムスビ」が並ぶのは
　　　ヒロのファーマーズマーケット
　
▲上　ランチはタイ料理のソンバット
▼下　教会風に椅子が並ぶ和洋折衷のヒロ大神宮

▼下　ラウハラのロールと
　　　ファーマーズマーケットロゴのエコバッグ
▲上　ホノカアのJJでローカルビーフを購入