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日曜日なのに、またまた元気に早起きする。
早起きの理由はヒロを超えてマクウのマーケットに行ってみたいと思ったから。

ハワイ島旅行記2009
その3

[8月16日 マクウ]

わざわざハワイ島まで来て、田舎のファーマーズマーケットを目指して2時間以上かけても出かけてしまう自分にちょっと笑ってしまう。

途中にどこにも立ち寄らず、ノンストップで走ったので2時間ほどでマクウに到着。普段は何もなさそうな空地にテントが並んでいる。車が吸い込まれるように次々と入って大盛況。
車を降りるとフリフリチキンの香り。ちょうど食べ物系が並んでいる近くに止めたようだ。テーブルが並ぶ飲食スペースがあって、ちょっとしたステージもある。ちょうどハワイアンのライブ演奏をやっていた。

それぞれのお店がほぼテントひとつずつ構えているので、ヒロのマーケットより店舗数は少ないものの、広さがある。ヒロやワイメアなどあちらこちらのファーマーズマーケットを回っているような見覚えのある店もある。
マンゴーのお店はたくさんの種類のマンゴーがかかれたポスターのようなものが出ていた。マンゴーよりこの説明書きが欲しかった。ここではマンゴーをひとつしか購入しなかったのに、おまけまでをつけてくれた。
カラパナ在住のお兄さんは手作り石鹸のお店。カラフルな石鹸に50年代風イラストのラベルがついている。自分で作って売っているとのことで、花を一緒に練りこんでいたり香りや色が特徴のある石鹸になっている。
今が旬の時期というホワイトパイナップルを購入。普通のパイナップルより果実がかなり白っぽい。別のお店ではこのホワイトパイナップルのフレッシュジュースがあったので注文してみると、クーラーバッグから細くカットされたパイナップルを何本も取り出し、その場でジューサーにかける。混り気なしの100%フレッシュジュースの出来上がり。
ランチはタイ料理の屋台で買った生春巻き。表示を見ると「スプリングロール(春巻き)」は揚げてあり、「サマーロール」は生。そうだったのか!?

場所柄なのか、いかにもヒッピーというような60年代を髣髴させるようなクラフト店などの店主も多い。日本でも昔、海外からの影響で流行った時期もあったと思うが、そんな生活信条がいまだにしっかりと生き残っているアメリカの奥深さを感じる。

マーケットを堪能した後はヒロに戻る。長年ヒロに在住しているMさんにラウハラ編みを教えてもらう約束をしていた。
ヒロの公園でハラの木の下に連れて行ってもらい、その垂れ下がっている枯葉を引っ張ると簡単に長い葉が取れた。その葉の両側と中央のとげの部分を取り除き、丸くなっている葉を広げるように伸ばす。それを乾燥させるとようやくラウハラ編みの素材となる。
編むだけなら紐でもリボンでもできるのだろうが、そこにある身近な自然の素材を使って、実用品に変るというあたりが非常に興味深かった。
また、葉を加工する小道具も独特で、たとえばカットする道具はコアウッドを使っており、それ自体も非常に美しい。
初心者でも簡単にできるというブレスレットを教えていただいて大満足だった。

ラウハラの後はコリリウオカラニ公園とココナッツアイランドに向かう。車を止めて歩いていると、バニヤンドライブを車が何台も、それぞれけたたましくクラクションを鳴らしながら走っていった。何かと思ったら結婚式の車列だったようだ。
日曜日の午後、ココナッツアイランドの先では子供たちは次々と海に飛び込んで遊んでいる。島の芝生ではたくさんの地元の人たちがそれぞれ場所をとってくつろいでいる。小さな子供たちがその周りを走り回る。海はきらきらと輝き、さわやかな風が吹いている。とてものどかな休日の午後だ。

帰り道、ワイメアを過ぎて下り道に入ると正面に夕日。車は太陽と追いかけっこをしながら、最後はワイコロアのAベイに飛び込み、カメラを持って走るが、寸前で日は沈んでいた。

日曜日の午後のココナッツアイランド

▲上 ヒロ市民のオアシスココナッツアイランド
▼下 マクウのファーマーズマーケットの
   手作り石鹸のお店
マクウの手作り石鹸のお店マクウのマーケット ▲上左 マクウのファーマーズマーケット
ホワイトパイナップルとマンゴーと石像!?
▼下 日本庭園にあるのは狛犬
日本庭園ラウハラ編み ▲上 ラウハラのブレスレットを作りました
   材料はこのハラの木の枯れ葉
▼下 帰り道の夕日
ハワイ島の夕日

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