▲上 レストランてしまにて
▼下 ビジネスクラスの機内食和食
さすがにエコノミーとは比べられない
▲上 カイルアコナ近くの道路工事は終了
中央分離帯のある広い道路になった
▼下 コナに新しく開店した「ターゲット」のかわいいカート。植栽もまだ新しい
▲上 コストコで買ったフルーツ盛り合わせ
見た目はきれいだが、味はいまいち
夕食はお魚のムニエル
年に一度の夏休みのハワイ島旅行。
最初に予定していた日程は、夫も私も春に転勤となり白紙撤回となった。日程を合わせてようやく決めた予定は初のお盆休み。
ハワイ島旅行記2009
その1
[8月14日 夏休みのハワイ島]
出発の1週間ほど前になって飛行機の予約を確認すると、往路はマイル利用でビジネスクラスへのアップグレードが空いていた。運がよかった。ビジネス席のおかげで、成田での長い待ち時間がラウンジ利用で楽になり、機内でも、食事はもとより、席がゆったりしてよく眠れた。
コナ空港到着後も飛行機を最初に降りられたので、入国審査は待つこともなく通過し、荷物も先に出てくるので、あっという間にレンタカーまでたどり着いた。
レンタカーの受付で、「そこの赤い車」と指示された場所に行くと、いかにもアメリカの車という風体のポンティアックがあった。コンパクトカーを予約していたのだが「幸いにも」アップグレードされたようだ。このいかにも燃費が悪そうな車、アップグレードされてもあまりうれしくはない。
ハワイ島到着後はランチを目指して南の「てしま」に向かう。
正直なところハワイの和食店にはほとんど興味はないが、「101歳の看板娘」の番組録画を見て、100歳を超えるてしまの看板娘の静子さんに一目会いたかった。この機会を逃すと、次のてしま訪問はいつになるのかまったく想像がつかない。
少し早めに到着したので、お店は空いていた。日本の大衆食堂といったイメージのお店だが、もちろん注文も普通に英語。その後、込み合ってきたが、予想に反して日系に関係はなさそうな地元の家族連れが多かった。
てしまの静子おばあちゃん。今日は出ていないのかと思っていたら、レジのところに座っていることに夫が気がついた。その後、店内にも出てきて、動き回り、従業員に何か指示を出していた。
とても小柄。ゆっくりした動きではあるが、元気に働いている。時折、見えなくなったと思ったらなじみの客の所に座って話をしているようだ。
私も支払いのときに少しだけ会話することができた。耳が少し遠いようだが、「日本からですか?」と日本語で問いかけられた。
お店の味は、日本の和食とは違う、ハワイで進化した和食の味だった。
その後はコナに戻って、滞在中に必要なものの買出し。昨年工事中だった新しいショッピングセンター街も完成し、巨大なホームセンター「ターゲット」にも立ち寄った。
ハワイ島の住民には選択肢が増えてよかったと思うが、地元の小さなお店は苦しくなるだろう。また同じような商品構成の大手資本が、この規模の島に何店も入ってきて、それぞれやっていけるのか人ごとながら不安になった。
雑貨や食料品をコナ周辺で購入し、ワイコロアに向かう前にコスコにも立ち寄る。昨年は札幌店との共通点に驚いたが、今年は違いにも注目できた。
夕方にはさすがに眠くなってきたものの、ビジネス席のおかげで、いつもより元気に1日目を過ごすことができた。