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2003 ハワイ島日記4

2003年7月14日

ワイピオ渓谷下川を渡るTAMA


左:ワイピオ渓谷展望台下にある滝ふたつ。
右:川で道路がさえぎられています。渡っているTAMAです。

今日は念願のワイピオ渓谷トレッキングに出かけました。

珍しく早く起きて・・といっても7時半ですが・・。
マウナケアはかすんでいましたが雲は少ないようです。今日、目指すはワイピオ渓谷です。

ワイメアでお昼用のサンドイッチを仕入れて・・と思い、
早くからやっているリトル・ジュース・シャックに立ち寄ったのですが、
ここでいきなりの停電です!
一応キャロットジュースも頼んでみたものの、案の定、機械が動かないから・・!とだめでした。
隣のビジターセンターは真っ暗になって、映画も動かせず、
この隣の小さなお店に状況を聞きに来ていました。
サンドイッチは何とか手に入れたのですが、レジが開かなくて、
おつりが出ないようにあわてて小銭をかき集めました。
キャロットジュースは飲むことができませんでしたが、
その場で作るフレッシュジュースのメニューもたくさんあって、おいしそうでしたよ!
機会があったらまた、停電ではないときに、食べに来たいですね。
ハイウェイに出ようとしたら、近くの信号機も動いていませんでした。

ホノカアのTEXドライブインのとなりのお店に水を買いに立ち寄りました。
隣に、(ハイウエイ側です)ガラス張りの大きな建物が建築中で、
TEXドライブインの中で営業しているお土産コーナー?の女性に聞いてみると
ガーデンセンターが8月末にオープンするということです。

そんなところに立ち寄りながら、ホノカアの町の中を通り、ワイピオ渓谷展望台に程なく到着しました。

展望台の横から、思ったよりも状態のいい道をかなりの角度で下ります。
スキー場の中~上級コースといったところでしょうか。
4WDの車が何台も通り過ぎますが、日本人は見かけませんでした。
それなりに広い道路と1台しか通れないような道路が交互に続きます。
下りなので、息が切れるということはないのですが、
運動不足の私にはひざと脚にはかなりの負担がかかります。
下に到着したあたりで、分岐点があってとりあえず海岸のほうに向かいます。
途中は日陰のところが多く、泥んこの大きな水たまりがいくつもあって、
時として、この泥んこの中を進む羽目に陥ります。

海岸に出るとキャンプサイトになっています。
ちょうど展望台の下のほうに滝があり、その向こうにも滝が見えます。
すぐ先にワイピオ渓谷を流れてきた川の河口があり、
向こう側の斜面にはトレッキングの小道が続いているようです。

分岐点まで戻り、上らずに渓谷の奥へと向かいます。
程なく、奥にある滝が正面に見えます。
ひとつは大きめで、もうひとつは糸のようです。
このあたりを過ぎると、ところどころ人家があり、思ったよりも普通の田舎の風景です。
しばらく進むと、道が川を横切っています。
深さはそれほどでもなく、簡単に渡れますが、水温は冷たかったです。

ややしばらく進んだところで、2台の車が立ち話していました。
分かれた車の1台が川の中を進んで行きます。
こっちが道なの?!川の中を進むと聞いていましたが、それがこの道のようです。
しばらく続くのですが、唐突に、道の横から水が流れ込んでいることに気がつきました。
うわさ通り、道に川の水が流れ込んでいるだけのようです。
そのまま進んでいくとタロの畑が見えて、もうしばらく進むと私有地に突き当たり、
唐突にここが終点となりました。
せっかく歩いてきたのに、ちょっと拍子抜けかしら。

途中、いろいろな「実」が落ちていました。
わかったのはグァバとアボカド。野生のコーヒーもありました。
ノニもあるらしいのですが、
植物に詳しくないので何の実なのかわからなかったものの中に入っているのでしょう。
ランチ用のサンドイッチを買ってきたのに、回りは私有地ばかりで、休憩する場所もありません。
道路わきも日陰で湿ったところばかりで、ゆっくり座るところもなかったです。
疲れたよぉ!!と夫にぶつぶつ言っていましたが結局3時間くらい歩きっぱなしでした。

乗せてくれた車ですすっかり疲れていましたが、
降りてきた急な坂道を登らなければ展望台の駐車場にはたどり着きません。
降りてくる道と、海岸の方向に向かう道の分岐点あたりで、
ボディーボードを持った2人の子供が
迎えに来たピックアップに乗り込んでいました。
・・いいなあ・・。

と、近くにいたアメリカ人の若いカップルも
その車に拾い上げられていました。
気がつくと、車の運転手さんは私を見て「乗りなよ!」と誘ってくれます。
子供たちを迎えに来たのではなくて、
子供たちはそこでヒッチハイクしていたのですね。

私たちは車に拾い上げられて、
子供たち、カップルと6人でピックアップトラックの荷台に乗せてもらい、
あっという間に上まで到達したのでした。
本当にありがとうございます。
これからおなかをすかせたまま、テクテクと急な坂道を登ろうとしていたところです。
にわかハイカーにはつらい坂道ですよね。

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