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ハワイ島日記4

2002年9月16日

ヒロのダウンタウン赤く光る溶岩

今朝も今ひとつのお天気でした。
今日はがんばって溶岩を見に行こうと思っていたので、ちょっとがっかりです。

ワイメアに入ると雨。
ガソリンスタンドに降りたら、寒くて寒くて!!ハワイは長袖が必要だと真剣に思ったものでした。
(ちなみにスーパーマーケットでも長袖が必要!!)

ヒロにはいると、まずハワイ大学の一角の天文台スバル観測センターに行ってみました。
天文台は興味深いのですが、説明などあまりなく、説明してくれる人もいるわけではないので、
「生」情報を聞けるわけでもなく、テレビの特集番組の方が充実している感じがしました。
ヒロのカフェペストで昼食の後、ヒロで一番ポキがおいしいと評判のお店、シーチェストを探しました。
空港の近くなのですが、教えてもらった経路もよくわからずにすっかり行き過ぎて、
近くにいた車の修理店の店員さんに聞きました。

何とかたどり着いたお店にはおいしそうな刺身用のブロックのアヒや各種シーフード!
フィリピン出身のおばさんが、「アメリカ各地に行ったけどね。ヒロはみんな親切で人柄がよくて・・。」
道を教えてくれた修理やさんも、シーチェスとのおばさんもみんな優しかったです。

シーチェスト夜に輝く溶岩

あちこちヒロをさまよって4時ころにボルケーノ、道路の突き当たりに到着しました。
天気は思いのほかよくなりました。これならば日没までがんばれそうです。

それにしてもここはいつものとおり、風が強い!!
比較的デッドエンドの近くに止められたので溶岩まですぐの距離でした。
車両通行止めを超えてさらに歩いていくと妙な熱風とガス、風。涙が止まらなくなりました。

すぐ近くの海から白煙が上がっていますが、溶岩が流れ落ちている様子は見えません。
黒い溶岩の台地を見ると表面の空気が熱気を含んで陽炎のようにゆれています。
人が立ち止まっているあたり、その先を見ると溶岩の割れ目が赤くなっています。
じっと見ていると隙間からじわじわと溶岩があふれ出して見る見る固まっていきます。
日没までまだ時間があるのでいったん車に引き上げました。

日が落ちるころ、また溶岩に向かって歩き出しました。
観光客もとても増えてきました。
あたりが暗くなると溶岩の赤さが際立ってきました。
さっきは気がつかなかったあちらこちらで赤い光が漏れてきます。
海に流れ込んでいるあたりも、かなりの勢いがあるらしく時々岩の崩れる様子や、
赤く光る様子が白煙に写って見えます。
ふと、目の前の溶岩の一角がはじけて数メートルくらいオレンジ色に光る溶岩が現れました。
観光客一同の歓声とシャッター音が聞こえます。

帰ってくるのに疲れましたが、何とかたどり着きました。
あたり一面オレンジの海というわけには行きませんでしたが光を放ちながらうごめく生溶岩は感動しました。
いつまで続くのかはわかりませんが、ハワイ島に来る予定があるのでしたら、絶対にはずせないですね。

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