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A-091
The Prune People II  (1985)
Albondocani 
 "The Prune People"(A-088)に引き続き、頭部が「プルーン」な人々が描かれている。 前作同様、ストーリーは全く無し。前作以上に異様な雰囲気のシチュエーションが多く、少々気味が悪い感すらあるが、 これもゴーリーならではのもの。限定326部・通し番号・サイン入り。
A-092
The Improvable Landscape  (1985)
Albondocani 
 人間は勿論、動物は一切登場せず、様々な風景が描かれている。題名は「改良の余地ある風景」とでも訳せば良いのか?  寂しく、寒々とした風景は何を暗示するのか? 限定326部・通し番号・サイン入り。
A-093
The Raging Tide ; or, the Black Doll's
Imbroglio (1987)  Beaufort Books(Peter Weed) 
 4匹の奇妙な生き物が動き回っている絵が30枚。それぞれ番号が振ってあり、「この絵が気に入った人は○番へ」 などという指示が付記されている。手の長い真っ黒な生き物Figbashはこの後、様々な作品に登場する。 初版は限定226部・通し番号・サイン入り。
A-094
The Dripping Faucet  (1989)
Metacom 
  細長い本。開くと各ページが横に10分割されている。 各ページを開くと左に短いセリフ、右に2つの壺(?)の絵が描かれている。 各ページを自由な順番でつなぎ、幾通りもの物語を楽しむことが出来る、という趣向。 すぐバラバラになってしまいそうで、非常に扱い難い本。限定526部・通し番号・サイン入り。
A-095
The Helpless Doorknob a shuffled Story
(1989) - 
  ラミネート加工された20枚のトランプ状のカードセット。絵の下に短い文章が添えられている。 カードの順番を変えて、色々なストーリーをお楽しみ下さい、という趣向。 登場人物に名前が全て「A」で始まる他、カードの文章も全て「A」から始まる。 初版は500部限定・通し番号・サイン入り。その後、何回か版を重ねている。。
A-096
Menaced Objects
 : Dogear Wryde Postcards (1989) - 
  芝生に落ちている手袋片方。線路の上に置かれた花瓶。糸巻きと窓・・・等々、様々な品物が何気なく置かれた場面を描いた 16枚のポストカード集。500部限定・通し番号・サイン入り版と、普及版がある。
A-097
Q.R.V.  (1989)
Ann & David Bromer 
  33mm×40mmの豆本。初版には2種アリ。スリップケース入りの120部は、ゴーリー自身が彩色。 85部のみ市場に出、残りはゴーリーと出版社用。彩色・ケース無しは280部限定・通し番号・サイン入り。 翌年"Q.R.V. The Universal Solvent" のタイトルで、オリジナルより大きいペーパーバックも出版された。
A-098
Tragedies Topiares Series
 : Dogear Wryde Postcards (1989) - 
 様々な形に刈り込まれた生け垣が人を襲っている絵が描かれた12枚のポストカード集。 この生け垣というモチーフは、様々な作品に登場し、ゴーリー・ワールドの重要なキイとなっている。 限定250部・通し番号・サイン入り。
A-099
The Fraught Settee  (1990)
Fantod 
  Settee(長いす)に寝そべる人たちの絵と、それに対する詩が、6対だけ描かれる。 表紙には、Q・R・Vと記されたクッションの絵があるだけで、タイトルは記されていない。 "Goreyography"でも「"Q.R.V."(A-097)と混同しないように」との注意書きがある。限定500部・通し番号・サイン入り。
A-100
The Stupid Joke  (1990)
by Edmard Blutig   Fantod 
  扉に「Edmard Blutig の作品をRegera Dowdy が翻訳」とあるが、両方ともゴーリーのアナグラム。 ズル休みしようとした少年の顛末やいかに。 限定500部・通し番号・サイン入り。邦題「莫迦げたおもいつき」(「闇の展覧会・罠」ハヤカワNV文庫に収録)
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